アリストテレス【Aristotelēs】
[前384〜前322]古代ギリシャの哲学者。プラトンの弟子。プラトンがイデアを超越的実在と説いたのに対し、それを現実在に形相として内在するものとした。アテネに学校リュケイオンを開いてペリパトス学...
アルキメデス【Archimēdēs】
[前287ころ〜前212ころ]古代ギリシャの数学者・物理学者。積分法の先駆となる放物線・円・球などの求積法、アルキメデスの原理の発見、揚水器の発明、てこ・重心の原理の解明など多方面にわたって活躍。
エンペドクレス【Empedoklēs】
[前493ころ〜前433ころ]古代ギリシャの哲学者・詩人・政治家・医師。シチリア島の生まれ。万物は地・水・火・風の4元素からなり、愛と憎が動力因として働き、結合分離・生成消滅があると説いた。著「...
かく‐きょへい【霍去病】
[前140ころ〜前117]中国、前漢の武将。平陽の人。衛青の甥(おい)。6回にわたって北西辺の匈奴(きょうど)討伐を指揮して大勝、驃騎(ひょうき)大将軍となったが若くして病死した。
しし【子思】
[前483ころ〜前402ころ]中国、春秋時代の学者。魯(ろ)(山東省)の人。孔子の孫。名は伋(きゅう)。子思は字(あざな)。曽子(そうし)に師事し、孟子に影響を与えた。「中庸」の著者と伝えられる。
しば‐しょうじょ【司馬相如】
[前179〜前117]中国、前漢の文人。成都(四川省)の人。字(あざな)は長卿。梁の孝王の客となって作った「子虚賦」が武帝の賞賛を受け、召されて宮廷詩人となった。漢代を代表する賦の第一人者で、ほ...
スパルタクス【Spartacus】
[?〜前71]古代ローマの奴隷反乱の指導者。共和政末期の前73年、カプアの剣奴養成所から反乱を起こし、ローマ軍を破って一時は南イタリアを制圧したが、クラッススに鎮圧され、敗死した。スパルタカス。
テレンティウス【Publius Terentius Afer】
[前195ころ〜前159]古代ローマの喜劇作家。カルタゴ生まれの解放奴隷。整った劇作法で、人生批評的な作品を書き、教養人にもてはやされた。作「アンドロスの女」など。
デモステネス【Dēmosthenēs】
[前384〜前322]古代ギリシャ、アテネの雄弁家。マケドニアの侵略を警告し、アテネの自由を守るよう説いた。マケドニアによるギリシャ統一後、親マケドニア派に追われて自殺。
りゅう‐あん【劉安】
[前179〜前122]中国、前漢の学者。漢の高祖の孫。淮南(わいなん)王。学者数千人を招いて「淮南子(えなんじ)」を編纂(へんさん)。のち、謀反が発覚して自殺。