アーベル【Othenio Abel】
[1875〜1946]オーストリアの古生物学者。動物の器官の退行的な特殊化を研究し、また、生痕(せいこん)から古生態復元をめざした。著「脊椎動物古生物学綱要」など。
シュタウディンガー【Hermann Staudinger】
[1881〜1965]ドイツの化学者。天然の高分子化合物の構造を解明し、プラスチック時代への道を開いた。1953年、ノーベル化学賞受賞。
しらかわ‐ひでき【白川英樹】
[1936〜 ]化学者。東京の生まれ。導電性プラスチックを開発。平成12年(2000)、共同研究者のA=ヒーガー、A=マクダイアミッドとともにノーベル化学賞受賞。同年、文化勲章受章。
シング【Richard Laurence Millington Synge】
[1914〜1994]英国の生化学者。分配クロマトグラフィー法とペーパークロマトグラフィー法を考案し、アミノ酸分析の基礎を築いた。1952年、A=P=マーティンとともにノーベル化学賞受賞。
ジョリオ‐キュリー【Joliot-Curie】
(Jean Frédéric 〜)[1900〜1958]フランスの物理学者。パリ出身。キュリー夫妻の長女イレーヌと結婚し、協力して研究を進め、ポロニウムのα(アルファ)線を用いて人工放射能を発...
スタンリー【Wendell Meredith Stanley】
[1904〜1971]米国の生化学者。タバコモザイクウイルスを結晶体として取り出すことに成功。1946年、ノースロップとともにノーベル化学賞受賞。
スベドベリ【Theodor Svedberg】
[1884〜1971]スウェーデンの物理化学者。コロイド微粒子のブラウン運動を研究し、超遠心機を製作。たんぱく質の分子量を測定。1926年ノーベル化学賞受賞。
セミョーノフ【Nikolay Nikolaevich Semyonov】
[1896〜1986]ソ連の物理化学者。気体反応のメカニズムを研究し、爆発現象における連鎖反応を解明した。1956年、ノーベル化学賞受賞。
まきめ‐まなぶ【万城目学】
[1976〜 ]小説家。大阪の生まれ。「鴨川ホルモー」でボイルドエッグス新人賞を受賞して小説家デビュー。「鹿男(しかおとこ)あをによし」「プリンセス・トヨトミ」など映像化された作品も多い。「八月...
よしの‐あきら【吉野彰】
[1948〜 ]化学者。大阪の生まれ。負極に炭素材を採用するなど、リチウムイオン電池の開発に主導的な役割を果たした。令和元年(2019)、ノーベル化学賞を受賞。