あかば‐すえきち【赤羽末吉】
[1910〜1990]絵本画家・絵本作家。東京の生まれ。「かさじぞう」の挿絵で絵本画家としてデビュー。墨絵や大和絵の画法を用いるなど、多彩な表現で多くの作品を残した。昭和55年(1980)国際ア...
あらき‐えいきち【新木栄吉】
[1891〜1959]実業家。石川の生まれ。昭和20年(1945)日本銀行総裁に就任するが、昭和21年(1946)公職追放により辞任。追放解除後、東京電力会長・駐米大使を歴任し、昭和29年(19...
いやなが‐しょうきち【弥永昌吉】
[1906〜2006]数学者。東京の生まれ。東大・学習院大学教授。整数論・代数学・幾何学を研究。日仏文化交流や平和運動にも積極的に関わる。著作に「幾何学序説」など。
いりえ‐たいきち【入江泰吉】
[1905〜1992]写真家。奈良の生まれ。大和路(やまとじ)の風物・仏閣・仏像を撮影。代表作に「万葉大和路」「仏像の表情」など。奈良市写真美術館に全作品が収められている。
きよもと‐うめきち【清元梅吉】
清元節三味線方。 (2世)[1854〜1911]初世の門弟。江戸の生まれ。立(たて)三味線として活躍。「三千歳」「隅田川」などを作曲。 (3世)[1889〜1966]2世の子。大正11年(1...
たかはし‐しんきち【高橋新吉】
[1901〜1987]詩人。愛媛の生まれ。「ダダイスト新吉の詩」によって、日本のダダイスムの創唱者となり、現代詩の先駆をなした。詩集「胴体」、小説「ダダ」など。
たけだ‐ゆうきち【武田祐吉】
[1886〜1958]国文学者。東京の生まれ。厳密な文献学的方法に基づいて万葉集などの上代文学を研究、多くの校訂や考証を行った。著「上代国文学の研究」など。
はしば‐ひでよし【羽柴秀吉】
豊臣秀吉(とよとみひでよし)の前名。織田信長のもとで戦功をたて大名となった折に、木下姓を羽柴姓に改めたもの。→羽柴
ふるい‐よしきち【古井由吉】
[1937〜2020]小説家。東京の生まれ。立教大学でドイツ文学を講じたのち、文筆活動に入る。「内向の世代」の代表的作家。「杳子(ようこ)」で芥川賞受賞。他に「槿(あさがお)」「中山坂」「仮往生...
みき‐ぶきち【三木武吉】
[1884〜1956]政治家。香川の生まれ。衆議院議員を長く勤め、第二次大戦後は日本自由党の結成に参画。日本民主党を結成し、鳩山内閣の実現に尽力。のち、自由民主党の結成を推進。