はまだ‐しょうじ【浜田庄司】
[1894〜1978]陶芸家。神奈川の生まれ。本名、象二。バーナード=リーチに師事し、英国で研究。帰国後は益子(ましこ)焼の向上発展に尽力し、質朴で力強い作風を展開。また、柳宗悦(やなぎむねよし...
はまだ‐ひこぞう【浜田彦蔵】
[1837〜1897]幕末・明治の通訳・貿易商。播磨(はりま)の人。江戸への航海中に漂流し、米国船に救われて渡米、帰化し、ジョセフ=ヒコと称した。安政6年(1859)帰国、日米外交交渉に活躍し、...
ハマーショルド【Dag Hjalmar Agne Carl Hammarskjöld】
[1905〜1961]スウェーデンの政治家・経済学者。1953年に第2代国連事務総長になり、スエズ戦争など国際紛争の解決のために活躍。コンゴ紛争の解決に赴く途中、飛行機事故で死亡。死後、ノーベル...
ハムラビ【Hammurabi】
バビロン第1王朝第6代の王。在位前1728ころ〜前1686ころ。バビロンを首都とする大帝国を建設し、全メソポタミアを統一、バビロニアの黄金時代を築いた。また、ハムラビ法典を制定、発布した。ハンムラビ。
ハメット【Samuel Dashiell Hammett】
[1894〜1961]米国の推理小説家。私立探偵から文筆生活に入り、ハードボイルド派の第一人者となった。作「マルタの鷹」など。
はやかわ‐こうたろう【早川孝太郎】
[1889〜1956]民俗学者。愛知の生まれ。郷里奥三河の神楽「花祭」のほか、全国各地の山村の民俗調査を行った。著作に「花祭」など。
はやし‐しずえ【林倭衛】
[1895〜1945]洋画家。長野の生まれ。大正8年(1919)社会運動家の大杉栄を描いた「出獄の日のO氏」を二科展に出品し、警視庁から撤回を命じられる。大正10年(1921)渡欧、帰国後は春陽...
はやし‐しへい【林子平】
[1738〜1793]江戸中期の経世家。江戸の人。名は友直。大槻玄沢・宇田川玄随らと交遊。海外事情に通じ、蝦夷(えぞ)地開拓の必要性を説いたが、「三国通覧図説」「海国兵談」などが幕府の忌諱(きき...
はやし‐ゆうぞう【林有造】
[1842〜1921]政治家。高知の生まれ。板垣退助らと立志社を創立。西南戦争では武器購入に奔走したが、発覚して投獄。国会開設後、衆議院議員、逓相・農商務相を歴任。自由党・政友会に所属。
バビット【Irving Babbitt】
[1865〜1933]米国の批評家。ルソー流の自然主義・ロマン主義に反対し、古典的精神の復活を主張。著「新ラオコーン」「ルソーとロマン主義」など。 [補説]書名別項。→バビット