コレルリ【Arcangelo Corelli】
[1653〜1713]イタリアの作曲家・バイオリン奏者。トリオソナタ、合奏協奏曲の形式を確立。ビバルディやバッハ・ヘンデルにも大きな影響を与えた。コレッリ。
ゴンゴラ【Luis de Góngora y Argote】
[1561〜1627]スペインの詩人。初期は平明な詩をつくったが、のちに難解な作風に転じた。独特な表現法は「ゴンゴリスモ」と呼ばれ、後世のスペイン文学に大きな影響を及ぼした。作「ポリフェモとガラ...
さかいだ‐かきえもん【酒井田柿右衛門】
[1596〜1666]江戸初期の陶工。肥前国有田の人。中国の上絵付けの技法を学び、日本で初めて赤絵の焼成に成功、国内外に大きな影響を与えた。子孫代々柿右衛門を名乗り、その作品をも柿右衛門という。
シェンキェビチ【Henryk Sienkiewicz】
[1846〜1916]ポーランドの小説家。その歴史小説は民族独立運動に大きな影響を与えた。1905年、ノーベル文学賞受賞。作「クオ‐バディス」、三部作「火と剣」「大洪水」「パン‐ウォロディヨフス...
シクロフスキー【Viktor Borisovich Shklovskiy】
[1893〜1984]ソ連・ロシアの批評家・小説家。ロシアフォルマリズムの代表的指導者の一人。「異化」の理論を提唱し、のちの構造主義や記号論に大きな影響を与えた。著「手法としての芸術」「散文の理...
しゃか【釈迦】
《(梵)Śākyaの音写》 釈迦牟尼(むに)のこと。
1 古代インド、現在のネパール地方に住んでいた種族。釈迦
の出た種族。シャーキャ族。釈迦族。 2 能面の一。仏を表す金泥塗りの大きな面...
しゅうぶん【周文】
室町中期の画僧。字(あざな)は天章。号、越渓。相国寺の僧で、のち室町幕府の御用絵師となる。生没年未詳。詩画軸の形式および日本水墨画の様式の確立に大きな役割を果たし、雪舟・宗湛らはその弟子。
しゅ‐き【朱熹】
[1130〜1200]中国、南宋の思想家。婺源(ぶげん)(江西省)の人。字(あざな)は元晦(げんかい)・仲晦。号は紫陽・晦庵(かいあん)など。諡(おくりな)は文公。北宋の周敦頤(しゅうとんい)ら...
しゅ‐しゅんすい【朱舜水】
[1600〜1682]中国、明末清初の儒学者。余姚(よよう)(浙江省)の人。名は之瑜(しゆ)。字(あざな)は魯璵(ろよ)。明王朝復興運動に従ったが失敗。1659年日本に亡命・帰化。徳川光圀(とく...
しゅ‐せいけつ【朱世傑】
中国元代初期の数学者。字(あざな)は漢卿。号は松庭。正負の数の四則や平面図形の求積、算木を用いて行う天元術(代数)などを明らかにし、江戸時代の和算に大きな影響を与えた。著「算学啓蒙」「四元玉鑑」...