けんりゅう‐てい【乾隆帝】
[1711〜1799]中国、清の第6代皇帝。名は弘暦。廟号(びょうごう)は高宗。雍正(ようせい)帝の第4子。在位1735〜1795。康熙(こうき)帝・雍正帝に続く清朝の最盛期。外征を行い、西域を...
コジモ‐デ‐メディチ【Cosimo de' Medici】
[1389〜1464]イタリア、フィレンツェの支配者。市民ながら巨富によって専制君主となる。一時追放されたが、帰国後再び市を支配。ルネサンスの文芸・美術・学問を奨励し、「国父」の称号を受けた。→...
しまづ‐なりあきら【島津斉彬】
[1809〜1858]江戸末期の薩摩藩主。早くから西洋文明に関心を抱き、開国・殖産興業を幕府に提言した。将軍継嗣問題にあたり、一橋慶喜(ひとつばしよしのぶ)を擁立して井伊直弼(いいなおすけ)と対...
シャルル【Charles】
フランス王。 (5世)[1337〜1380]在位1364〜1380。名将デュ=ゲクランを起用してイギリス軍と戦い、被占領地の大半を奪回。財政を再建して王国の集権化に努め、また学芸を奨励した。賢...
しょうけん‐こうたいごう【昭憲皇太后】
[1850〜1914]明治天皇の皇后。一条忠香の娘。名は美子(はるこ)。産業奨励・女子教育に尽力。和歌に堪能。歌集「昭憲皇太后御集」。
すぎもと‐えいいち【杉本栄一】
[1901〜1952]経済学者。東京の生まれ。東京商科大教授。計量経済学導入の先駆者。近代経済学とマルクス経済学の統合を試み、両者の論争を奨励した。著作に「近代経済学の解明」「近代経済学史」「米...
なべしま‐なおまさ【鍋島直正】
[1815〜1871]幕末の佐賀藩主。号、閑叟(かんそう)。藩政を改革し、殖産興業政策を推進。西洋文明を積極的に採用、軍備近代化・反射炉建設・蘭学奨励・種痘などを行い、名君としてきこえた。明治維...
ハールーン‐アッラシード【Hārūn al-Rashīd】
[766?〜809]アッバース朝第5代のカリフ。在位786〜809年。王朝の全盛期を代表する君主。領土を拡大し、学芸を奨励。「千夜一夜物語」に登場。
ヘンリー【Henry】
《Henry the Navigator》[1394〜1460]ポルトガルの王子。ジョアン1世の三男。アフリカ西海岸の探検隊の派遣・航海を奨励し、のちのポルトガルの海上発展に寄与した。ヘンリー航...
ペイシストラトス【Peisistratos】
[?〜前527]古代ギリシャ、アテネの僭主(せんしゅ)。二度追放されたが、復帰して政権を回復。小農民の保護、農業の奨励、商工業の発展に努め、都市国家アテネ繁栄の基礎を築いた。