きむら‐もとお【木村資生】
[1924〜1994]遺伝学者。愛知の生まれ。国立遺伝学研究所教授。集団遺伝学を研究し、分子進化の中立説を発表。著作に「分子進化学入門」など。昭和51年(1976)文化勲章受章。平成4年(199...
きよはら‐のぶかた【清原宣賢】
[1475〜1550]室町後期の学者。吉田兼倶(かねとも)の子。清原宗賢の養子。号、環翠軒(かんすいけん)。法名、宗尤。儒学・国学に通じた。著「日本紀神代鈔」「貞永式目抄」。
きよもと‐えんじゅだゆう【清元延寿太夫】
清元節の家元。 (初世)[1777〜1825]江戸の人。初名、2世富本斎宮(いつき)太夫。富本節から分かれて清元節を創始。のち延寿斎と改名。 (2世)[1802〜1855]初世の子。美声の持...
ぎば【耆婆】
《(梵)Jīvakaの音写》古代インドの名医。釈迦の弟子の一人。多くの仏弟子の病気を治し、父王を殺した阿闍世(あじゃせ)王を信仰に入らせた。
くにみつ【国光】
鎌倉後期の刀工。粟田口国綱(あわたぐちくにつな)の子という。通称新藤五。法名、光心。鎌倉に住む。短刀の名人で、太刀は少ない。正宗はその弟子とされる。生没年未詳。 ⇒来国光(らいくにみつ)
こう‐そう【高宗】
[628〜683]中国、唐の第3代皇帝。在位649〜683。諱(いみな)は治。太宗の第9子。高句麗(こうくり)の平定、西域への進出など、唐の版図を広げたが、晩年は則天武后に実権を握られた。 ...
ご‐き【呉起】
[?〜前381]中国、戦国時代の兵法家・武将。衛の人。魏(ぎ)の文侯に仕え、のち、楚(そ)の悼王(とうおう)の宰相となり、楚国の強兵につとめた。その著といわれる「呉子」は「孫子」と並ぶ代表的兵法書。
ごすざく‐てんのう【後朱雀天皇】
[1009〜1045]第69代天皇。在位1036〜1045。一条天皇の第3皇子。名は敦良(あつなが)。法名、精進行。母は藤原道長の娘彰子。摂関政治の最盛期にあたり、彰子の弟藤原頼通が関白として威...
しゅめい‐もんいん【修明門院】
[1182〜1264]後鳥羽天皇の妃。順徳天皇の母。父は藤原範季。名は初め範子、親子、のち重子。承久(じょうきゅう)の乱後、尼となり、法名を法性覚といった。
しゅんか‐もんいん【春華門院】
[1195〜1211]後鳥羽天皇の第1皇女。名は昇子。母は九条兼実の娘宜秋門院任子。承元2年(1208)順徳天皇の准母となった。