とくがわ‐ただなが【徳川忠長】
[1606〜1634]江戸初期の大名。徳川2代将軍秀忠の三男で3代将軍家光の弟。通称駿河大納言。兄家光にうとまれ、秀忠の死後自刃。
とくがわ‐つなしげ【徳川綱重】
[1644〜1678]江戸初期の甲府藩主。家光の三男。第6代将軍家宣の父。第5代将軍に擁立の動きがあったが実現しなかった。
とくがわ‐つなよし【徳川綱吉】
[1646〜1709]江戸幕府第5代将軍。在職1680〜1709。家光の四男。治政初期は堀田正俊を登用して文治政治に努めたが、正俊の死後、柳沢吉保を重用し、生類憐(しょうるいあわれ)みの令を発し...
とくがわ‐ひでただ【徳川秀忠】
[1579〜1632]江戸幕府第2代将軍。在職1605〜1623。家康の三男。関ヶ原の戦いでは父の不興を買ったが、家康の死後はその遺命を守り、武家諸法度の制定など幕政の整備に努めた。
とくがわ‐むねはる【徳川宗春】
[1696〜1764]尾張藩第7代藩主。商業を重視し放任政策をとったため、8代将軍吉宗の享保の改革と対立、幕府から隠居させられる。著書「温知政要」は絶版処分。
とくがわ‐よしのぶ【徳川慶喜】
[1837〜1913]江戸幕府第15代将軍。在職1867〜1868。斉昭の七男。一橋家を相続。将軍継嗣問題では家茂に敗れ、安政の大獄では隠居謹慎を命じられた。桜田門外の変以後は家茂の後見職をつと...
とくがわ‐よしむね【徳川吉宗】
[1684〜1751]江戸幕府第8代将軍。在職1716〜1745。紀伊藩主徳川光貞の四男。紀州藩主から将軍となり、幕府財政の改革と幕政の強化につとめ、享保の改革を行った。
どい‐としかつ【土井利勝】
[1573〜1644]江戸初期の幕臣。下総(しもうさ)古河(こが)城主。将軍徳川秀忠・家光に仕え、老中・大老を歴任。
ドナテロ【Donatello】
[1386ころ〜1466]イタリアの彫刻家。初期ルネサンスを代表する彫刻家で、厳格な写実により人体の力と美を表現した。作「ガッタメラータ将軍騎馬像」など。ドナテルロ。ドナテッロ。
ながい‐なおむね【永井尚志】
[1816〜1891]幕末期の幕臣、維新期の官吏。三河奥殿藩主松平乗尹(まつだいらのりただ)の子。名は「なおゆき」とも。旗本永井尚徳の養子となり、長崎海軍伝習所総督、初代外国奉行、初代軍艦奉行を...