ふじた‐としや【藤田敏八】
[1932〜1997]映画監督・俳優。朝鮮の生まれ。「非行少年・陽の出の叫び」で監督デビュー。やりきれない閉塞感(へいそくかん)を抱えた若者の姿を描き、若年層の共感を得た。代表作「八月の濡(ぬ)...
ブレンターノ【Brentano】
(Clemens 〜)[1778〜1842]ドイツの詩人。後期ロマン派に属し、作家アルニムと民謡集「少年の魔法の角笛」を編集。劇評・小説・童話でも活躍。
(Franz 〜)[1838〜191...
マロ【Hector Malot】
[1830〜1907]フランスの小説家・批評家。旅を通じて少年が成長する過程を描いた児童小説「家なき子」で知られる。
みうら‐しをん【三浦しをん】
[1976〜 ]小説家。東京の生まれ。自分自身の就職活動や少年少女の心理を題材にした作品で若い読者の支持を得る。「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞受賞。他に「格闘する者に○(まる)」「むかしのはな...
みまし【味摩之】
飛鳥(あすか)時代、日本に伎楽を伝えたとされる百済(くだら)の人。推古天皇20年(612)に渡来し、大和の桜井で少年たちに伎楽を教えたという。生没年未詳。
メニューイン【Yehudi Menuhin】
[1916〜1999]米国のバイオリン奏者。少年のころから名人芸的演奏で活躍、のち、精神的に深みのある演奏へ転じた。
もり‐えと【森絵都】
[1968〜 ]小説家・児童文学作家。東京の生まれ。本名、雅美。児童文学やアニメーションのシナリオの執筆の後、少年少女の揺れ動く心理をみずみずしく描いた作品で若年層の共感を得る。「風に舞いあがる...
もりた‐しけん【森田思軒】
[1861〜1897]翻訳家・新聞記者。岡山の生まれ。本名、文蔵。報知新聞に入社。ベルヌの「十五少年」、ユゴーの「探偵ユーベル」などを翻訳・紹介。
モルナール【Molnár Ferenc】
[1878〜1952]ハンガリーの劇作家・小説家。戯曲「リリオム」「悪魔」「近衛兵」、少年小説「パール街の少年たち」。
やまかわ‐きくえ【山川菊栄】
[1890〜1980]評論家・婦人運動家。東京の生まれ。山川均と結婚。伊藤野枝らと赤瀾会(せきらんかい)を結成、社会主義の立場から婦人解放運動に活躍。第二次大戦後、初代の労働省婦人少年局局長。