かくばん【覚鑁】
［1095〜1144］平安後期の真言宗の僧。肥前の人。新義真言宗の開祖。また、伝法院流の祖。諡号(しごう)は興教大師。高野山に大伝法院・密厳院などを建立し、金剛峰寺とともに座主を兼ねたが、一山の...
のうあみ【能阿弥】
［1397〜1471］室町中期の画家・連歌師。阿弥派の祖で、三阿弥の一人。真能とも称した。号、秀峰。将軍足利義教・義政に仕えた同朋衆で、水墨画・連歌・花道・香道のほか、唐物の鑑定や屋敷飾りなどで...
はやし‐がほう【林鵝峰】
［1618〜1680］江戸前期の儒学者。京都の人。羅山の三男。名は、春勝・恕(しのぶ)。別号、春斎。将軍徳川家光に仕えて経書を講じ、「本朝通鑑」などを編纂。幕府外交の機密にも参与した。著「鵝峰文...
はやし‐しゅんさい【林春斎】
⇒林鵝峰(はやしがほう)
はやし‐ほうこう【林鳳岡】
［1645〜1732］江戸中期の儒学者。江戸の人。鵝峰の次男。名は信篤。徳川家綱から吉宗までの5代の将軍に仕えた。林家学問所が湯島に移され、官学の学問所となったとき、大学頭(だいがくのかみ)に任...
バスコ‐ダ‐ガマ【Vasco da Gama】
［1469?〜1524］ポルトガルの航海者。1497年にリスボンを出航、翌年アフリカ南端の喜望峰を回ってインドのカリカット（現コージコード）に達し、東洋航路を発見。1524年にはインド総督となる...
ほんあみ‐こうえつ【本阿弥光悦】
［1558〜1637］桃山時代から江戸初期の芸術家。京都の人。号、太虚庵・自得斎など。刀剣鑑定の名家である本阿弥家の分家に生まれる。書・陶芸・漆芸などにすぐれ、元和元年（1615）徳川家康より洛...
