あおやま‐すぎさく【青山杉作】
[1889〜1956]演出家・俳優。新潟の生まれ。築地小劇場・松竹少女歌劇団で活躍し、千田是也らと俳優座を結成した。
き‐の‐かいおん【紀海音】
[1663〜1742]江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。通称、榎並(えなみ)喜右衛門。豊竹(とよたけ)座の座付作者として竹本座の近松門左衛門に対抗。作「椀久末松山(わんきゅうすえのまつやま)」「お...
コリオリ【Gaspard Gustave de Coriolis】
[1792〜1843]フランスの物理学者・工学者。力学理論を機械の運動に応用し、仕事という概念を提唱。回転座標系で現れるコリオリの力を発見。著「機械の効果の計算について」など。
こん‐かんいち【今官一】
[1909〜1983]小説家。青森の生まれ。日本浪曼派(にほんろうまんは)に参加、叙情的なタッチで戦争体験や歴史をテーマとする小説を執筆した。「壁の花」で直木賞受賞。他に「幻花行」「牛飼いの座」など。
こんごう‐うきょう【金剛右京】
[1872〜1936]能楽師。シテ方金剛流23世宗家。東京の生まれ。幼名、鈴之助。大胆華麗な演技で早技にも長じていたが、大和猿楽坂戸座から続く家筋の坂戸金剛を廃絶させた。
こんぱる‐ぜんちく【金春禅竹】
[1405〜1470ころ]室町中期の能役者・能作者。名は七郎氏信。禅竹は法名。大和猿楽の金春座中興の名手。世阿弥の女婿。作品に「芭蕉」「定家」、理論書に「六輪一露之記」など。
ごとう‐みつつぐ【後藤光次】
[1571〜1625]江戸初期の幕府金改め役。本姓は橋本。通称、庄三郎。彫金師後藤徳乗の弟子。徳川家康に仕え、金座を統轄し、金貨の製造や地金・金貨の鑑定などに当たった。
しらい‐まつじろう【白井松次郎】
[1877〜1951]実業家。京都の生まれ。弟の大谷竹次郎とともに松竹合名会社・松竹キネマを創立。歌舞伎座・大阪歌舞伎座・文楽座など多くの劇場を経営するなど、演劇・映画界で広く活躍。
だるま【達磨】
《(梵)Bodhidharmaの音写、菩提(ぼだい)達磨の略》 中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身と伝え、6世紀初め中国に渡り、各地で禅を教えた。嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を...
マハティール【Mahathir bin Mohamad】
[1925〜 ]マレーシアの政治家。医師から国会議員に転身し、1981年に第4代首相に就任。ルックイースト政策やブミプトラ政策を推し進めて同国の発展に尽力し、長期政権を維持した。2003年に退任...