あおき‐まさひこ【青木昌彦】
[1938〜2015]経済学者。愛知の生まれ。東大在学中、マルクス経済学を専攻し共産主義者同盟の指導部として活動。姫岡玲治(ひめおかれいじ)の筆名も用いた。のち、近代経済学に転じ「比較制度分析」...
あさひな‐やすひこ【朝比奈泰彦】
[1881〜1975]薬学者。東京の生まれ。欧州に留学。地衣類の成分など、植物化学・生薬学の分野の独創的な研究で業績をあげた。文化勲章受章。著「地衣類」など。
いいだ‐ただひこ【飯田忠彦】
[1800〜1860]江戸末期の歴史家・勤皇家。周防(すおう)の人。安政の大獄で謹慎処分。その後、桜田門外の変で取り調べを受け自刃。著「大日本野史」など。
かつらぎ‐の‐そつひこ【葛城襲津彦】
《古くは「かづらきのそつひこ」》4世紀後半ごろの豪族。大和の人。武内宿禰(たけのうちのすくね)の子。大和朝廷に仕え、その娘、磐之媛(いわのひめ)は仁徳天皇の皇后とされる。
くろだ‐はるひこ【黒田東彦】
[1944〜 ]官僚・銀行家。福岡の生まれ。大蔵省(現財務省)に入省し要職を歴任。退官後はアジア開発銀行総裁などを経て、平成25年(2013)日本銀行総裁に就任した。
なかむら‐あきひこ【中村彰彦】
[1949〜 ]小説家。栃木の生まれ。本名、加藤保栄(やすえい)。幕末・維新に生きる群像に題材をとった小説を執筆する。「二つの山河」で直木賞受賞。他に「明治新選組」「五左衛門坂の敵討(かたきうち...
はやし‐ただひこ【林忠彦】
[1918〜1990]写真家。山口の生まれ。戦前から報道写真家として活動し、戦後「小説新潮」誌に掲載した作家のポートレートで注目を集めた。写真集に「日本の作家」「カストリ時代」など。
ふくなが‐たけひこ【福永武彦】
[1918〜1979]小説家。福岡の生まれ。加田伶太郎の筆名で推理小説も執筆。小説「風土」「海市」「死の島」など。
まき‐ふみひこ【槙文彦】
[1928〜2024]建築家。東京の生まれ。丹下健三に師事。名古屋大学豊田講堂の設計で注目を集め日本建築学会賞を受賞。黒川紀章らとメタボリズム運動を展開するなど、日本の建築界をリードした。京都国...
よしめき‐はるひこ【吉目木晴彦】
[1957〜 ]小説家。神奈川の生まれ。幼少期をアメリカやタイで過ごす。「寂寥郊野(せきりょうこうや)」で芥川賞受賞。他に「ルイジアナ杭打ち」「誇り高き人々」など。