たかた‐ひろあつ【高田博厚】
[1900〜1987]彫刻家。石川の生まれ。高村光太郎に師事し、渡仏してロマン=ロランやルオーなどと交遊。肖像彫刻をよくし、文筆にもすぐれた。
たかむら‐こううん【高村光雲】
[1852〜1934]彫刻家。江戸の生まれ。旧姓、中島。幼名、光蔵。仏師高村東雲の門人で、その姉の養子となり、高村姓を継いだ。光太郎の父。伝統的木彫の近代化に尽力。作「老猿」など。
たかむら‐こうたろう【高村光太郎】
[1883〜1956]詩人・彫刻家。東京の生まれ。光雲の子。欧米に留学。ロダンに傾倒。帰国後、「パンの会」に加わり、「スバル」に詩を発表。近代美術の紹介に努めた。また、岸田劉生らとフュウザン会...
たかむら‐ちえこ【高村智恵子】
[1886〜1938]洋画家・紙絵作家。福島の生まれ。夫は詩人・彫刻家の高村光太郎。雑誌「青鞜」の表紙絵などを描く。命日は光太郎の詩「レモン哀歌」にちなみ、レモン忌という。
ダビデ【David】
古代イスラエル統一王国第2代の王。在位、前1000ころ〜前960ころ。南方のユダと北方のイスラエルを統合してエルサレムに首都を定め、イスラエル史上最大の繁栄をもたらし、後世理想の王とたたえられ...
チェッリーニ【Benvenuto Cellini】
[1500〜1571]イタリア、ルネサンス期の彫金師・彫刻家。フィレンツェに生まれるが、決闘・殺人・陰謀等に関係しフィレンツェを追われ、ローマ、マントバ、フランス等を遍歴する。その波瀾の生涯を綴...
デスピオ【Charles Despiau】
[1874〜1946]フランスの彫刻家。ロダンに認められて石彫の助手となる。のち、古典的で静穏な作風を示した。
デュビュッフェ【Jean Dubuffet】
[1901〜1985]フランスの画家・彫刻家。「アールブリュット(生(き)の芸術)」を唱え、既成の文明化された芸術観を否定した。砂やアスファルト・新聞紙・海綿などを用いた作品で知られる。
とばり‐こがん【戸張孤雁】
[1882〜1927]彫刻家。東京の生まれ。旧姓、志村。本名、亀吉。叙情味あふれる作品を制作。版画・水彩画でも活躍。
トルバルセン【Bertel Thorvaldsen】
[1770〜1844]デンマークの彫刻家。主にローマで活躍。カノーバと並ぶ新古典主義の代表者。作「キリスト像」など。