バタイユ【Georges Bataille】
[1897〜1962]フランスの思想家・小説家。無神論の立場から人間の至高の在り方を追求、第二次大戦前後から神秘的傾向を深め現代文明への根元的批判を展開した。著「無神学大全」「眼球譚」など。
フランコ【Francisco Franco y Bahamonde】
[1892〜1975]スペインの軍人・政治家。ファランヘ党党首。1936年人民戦線政府に対して反乱を起こし、ドイツ・イタリアの援助で勝利を収め、1939年国家主席に就任して独裁政権を樹立。第二次...
フランシス【Dick Francis】
[1920〜2010]英国の騎手・小説家。1946年から障害レース騎手となり、1953年から翌年にかけてのシーズンには全英チャンピオンとなる。引退後は新聞記者を務めるかたわら、騎手時代の経験を生...
フランシスコ【Francisco】
天王星の第22衛星。2001年に発見。名の由来はシェークスピア「テンペスト」の登場人物。直径が12キロ前後と小さい。 ⇒フランチェスコ
フランツ【Franz】
(2世)[1768〜1835]神聖ローマ帝国最後の皇帝。在位1792〜1806。フランス革命からナポレオン戦争にわたる激動の時代に在位。オーストリア皇帝(フランツ1世、在位1804〜1835)...
フリードリヒ‐ウィルヘルム【Friedrich Wilhelm】
[1620〜1688]ブランデンブルク選帝侯。在位1640〜1688。大選帝侯とよばれ、三十年戦争後、巧みな外交政策で勢力を拡大。また、官僚制を強化してプロイセンの基礎をつくった。
ふるいち‐こうい【古市公威】
[1854〜1934]土木工学者。江戸の生まれ。工科大学(現、東大工学部)学長。内務省土木局長。貴族院議員、枢密顧問官。姫路藩士の長男として生まれ、フランス留学後内務省に勤務。近代土木技術の確立...
ブランティング【Karl Hjalmar Branting】
[1860〜1925]スウェーデンの政治家。社会民主労働党の結成に参加、のち党首。その後、蔵相・首相を歴任して労働者の地位向上に尽力。1921年、C=H=ランゲとともにノーベル平和賞を受賞。
ブリアン【Aristide Briand】
[1862〜1932]フランスの政治家。第一次大戦後、首相・外相として協調外交に努め、ロカルノ条約締結、不戦条約の成立など、欧州の平和増進に貢献。1926年ノーベル平和賞受賞。
まきの‐まさひろ【マキノ雅広】
[1908〜1993]映画監督。京都の生まれ。本名、牧野正唯(まさただ)。日本映画の父といわれる牧野省三の長男。幼少のころから俳優として活躍、のちに映画監督となる。戦前・戦後を通じてリアルな時代...