こまき‐おうみ【小牧近江】
[1894〜1978]社会運動家・翻訳家。秋田の生まれ。本名、近江谷駉(こまき)。フランスで社会主義的な国際平和運動「クラルテ運動」に参加。帰国後、文芸雑誌「種蒔く人」を創刊、第三インターナショ...
こみやま‐ふうけん【小宮山楓軒】
[1764〜1840]江戸後期の儒学者・民政家。常陸(ひたち)の人。名は昌秀。通称、次郎右衛門。立原翠軒に師事し、彰考館員となり、農政・歴史に通じた。著「農政座右」「垂統大記」など。
コロンタイ【Aleksandra Mikhaylovna Kollontay】
[1872〜1952]ソ連の女流政治家・作家。十月革命後、福祉人民委員・党婦人部長などの要職につき、各国大使を歴任。性の自由を説いた小説「赤い花」のほか、婦人問題についての著作も多い。
コロンブス【Christophorus Columbus】
[1451〜1506]イタリア生まれの航海者。1492年、スペイン女王イサベルの援助を得てアジアをめざし大西洋を横断、サンサルバドル島に至る。以後3回の探検によって中央アメリカ沿岸を明らかにした...
ごとう‐じゅあん【後藤寿庵】
江戸時代の武将。本姓、岩淵。ジュアンは洗礼名。伊達政宗に仕え、キリシタンとして奥州で布教活動を行ったが、幕府の禁教政策のため後に追放。灌漑(かんがい)事業にも尽力し、胆沢川から水を引いた寿庵堰(...
ごとう‐ゆうじょう【後藤祐乗】
[1440〜1512]室町後期の装剣金工家。美濃の人。名は正奥。通称、四郎兵衛。足利義政に仕え、入道して祐乗と号した。目貫(めぬき)・小柄(こづか)・笄(こうがい)の三所物(みところもの)の意匠...
ごとば‐いん【後鳥羽院】
⇒後鳥羽天皇
ごとば‐てんのう【後鳥羽天皇】
[1180〜1239]第82代天皇。在位1183〜1198。高倉天皇の第4皇子。名は尊成(たかなり)。祖父後白河法皇の院政下、神器継承なしに即位し、譲位後、土御門(つちみかど)・順徳・仲恭(ちゅ...
ごれいぜい‐てんのう【後冷泉天皇】
[1025〜1068]第70代天皇。在位、1045〜1068。後朱雀天皇の第1皇子。名は親仁(ちかひと)。母は藤原嬉子(ふじわらのきし)。母の兄、藤原頼通が関白として権勢を振るった。後拾遺集・金...
ゴロブニン【Vasiliy Mikhaylovich Golovnin】
[1776〜1831]ロシアの海軍士官。ディアナ号で世界周航中、1811年に国後島(くなしりとう)で日本の松前藩に捕らえられ、ロシアに捕らえられた高田屋嘉兵衛との交換で釈放。著「日本幽囚記」。ゴ...