いけい‐そうえつ【怡渓宗悦】
[1644〜1714]江戸中期の禅僧・茶人。江戸品川の東海寺高源院の開祖。茶道の石州流を学び、怡渓派を開いた。のち、大徳寺住持。法忍大定禅師。
かがわ‐げんえつ【賀川玄悦】
[1700〜1777]江戸中期の医師。近江(おうみ)の人。字(あざな)は子玄。本姓は三浦。鍼灸術(しんきゅうじゅつ)をよくしたが、難産を救ったことから助産術を独自に考案し、賀川流産科の祖となった...
こうえつ【光悦】
⇒本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)
じゅん‐えつ【荀悦】
[148〜209]中国、後漢の学者。潁川(えいせん)(河南省)の人。曹操に招かれて黄門侍郎となり、献帝に講義した。著に「漢書」を簡略にした編年体の「漢紀」、「申鑒(しんかん)」がある。
ほんあみ‐こうえつ【本阿弥光悦】
[1558〜1637]桃山時代から江戸初期の芸術家。京都の人。号、太虚庵・自得斎など。刀剣鑑定の名家である本阿弥家の分家に生まれる。書・陶芸・漆芸などにすぐれ、元和元年(1615)徳川家康より洛...
やなぎ‐むねよし【柳宗悦】
[1889〜1961]美術評論家・宗教哲学者。東京の生まれ。雑誌「白樺」の創刊に参加。のち民芸運動を提唱・推進した。昭和11年(1936)東京都目黒区駒場に日本民芸館を設立。