ごとう‐またべえ【後藤又兵衛】
[?〜1615]安土桃山・江戸初期の武将。播磨(はりま)の人。名は基次。黒田孝高・長政に仕え、豊臣秀吉の九州出兵、文禄の役・慶長の役、関ヶ原の戦いに功をあげたが、のち、長政に疎んぜられて黒田家を...
さいとう‐とくげん【斎藤徳元】
[1559〜1647]江戸初期の俳人。美濃の人。名は竜幸。岐阜城主織田秀信に仕えたが、関ヶ原の戦いに敗れて若狭(わかさ)に逃亡。のち、江戸に出て俳諧に専念した。著「俳諧初学抄」「徳元俳諧鈔」など。
サウル【Saul】
[?〜前1010]イスラエル初代の国王。在位、前1020〜前1010。預言者サムエルによって王位につき、ペリシテ人の攻勢と対抗、王国の基礎をつくった。のちサムエルと不和を生じ、ペリシテ人との戦...
さくま‐もりまさ【佐久間盛政】
[1554〜1583]安土桃山時代の武将。尾張の人。玄蕃允(げんばのじょう)、また鬼玄蕃と称した。織田信長・柴田勝家に仕えた。賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いで敗れ、京都で刑死。
さとう‐あいこ【佐藤愛子】
[1923〜 ]小説家。大阪の生まれ。紅緑(こうろく)の娘。詩人のサトウ・ハチローは異母兄。体験的なテーマを扱った家庭小説を、骨太でおおらかなタッチで執筆。「戦いすんで日が暮れて」で直木賞受賞。...
さとう‐つぐのぶ【佐藤継信】
[1158〜1185]平安末期の武士。源義経の四天王の一人。屋島の戦いで義経の身代わりとなり、平教経(たいらののりつね)の矢で射られて戦死。
さなだ‐まさゆき【真田昌幸】
[1547〜1611]安土桃山時代の武将。信濃の人。通称、喜兵衛。上田城主。武田信玄・豊臣秀吉・徳川家康に仕えた。関ヶ原の戦いでは豊臣側に与し、次男幸村とともに徳川秀忠の西上を阻止。西軍敗北後、...
さなだ‐ゆきむら【真田幸村】
[1567〜1615]安土桃山時代の武将。信濃の人。昌幸の次男。本名は信繁。関ヶ原の戦いで西軍に属し、父とともに徳川秀忠の西上を阻止。西軍敗北後、東軍に与した兄信之の取りなしで死罪を免れ、高野山...
サラディン【Saladin】
[1138〜1193]エジプトのアイユーブ朝の創始者。クルド族出身。在位1169〜1193。十字軍との戦いでエルサレムを奪回。英明寛容な君主としてヨーロッパでもたたえられた。サラーフ=アッディー...
サン‐マルティン【José de San Martin】
[1778〜1850]ラテンアメリカ独立運動の指導者。アルゼンチン生まれ。スペイン軍人として働いたのち帰国し、アルゼンチン独立闘争に参加。スペイン軍と戦い、アルゼンチン、チリ、ペルーの独立を達成...