あらき‐そうたろう【荒木宗太郎】
[?〜1636]江戸初期の朱印船貿易商。肥後の人。豊臣秀吉の朱印を受けてシャムなどに渡航。安南王女を妻とした。
あらきだ‐ひさおゆ【荒木田久老】
[1747〜1804]江戸後期の国学者・歌人。伊勢内宮の神官。号、五十槻園(いつきぞの)。賀茂真淵(かものまぶち)に学び、のち、同門の本居宣長と対立。著「万葉考槻の落葉」「日本紀歌解」など。
あらきだ‐れいじょ【荒木田麗女】
[1732〜1806]江戸後期の女流文学者。伊勢の人。本名、隆。号は紫山。著に歴史物語「池の藻屑(もくず)」「月の行方(ゆくえ)」など。
あらき‐またえもん【荒木又右衛門】
[1599〜1637]江戸前期の剣客。伊賀国荒木村の人。寛永11年(1634)伊賀上野で妻の弟源太夫のかたきを討つ。伊賀越えの仇討(あだう)ちとして有名。
直木三十五の時代小説。昭和5年(1...
ありが‐ちょうはく【有賀長伯】
[1661〜1737]江戸中期の歌人。京都の人。主著は歌の手引書「和歌世世の栞(しおり)」。
あわさか‐つまお【泡坂妻夫】
[1933〜2009]小説家。東京の生まれ。本名、厚川昌男(あつかわまさお)。家業の紋章上絵(うわえ)師を業とするするかたわら、奇術や江戸文化に題材をとったトリッキーな推理小説を執筆する。「蔭桔...
あんどう‐しょうえき【安藤昌益】
[1703〜1762]江戸中期の社会思想家・医者。出羽の人。封建社会と、それを支える儒学・仏教を批判。すべての人が平等に生産に従事して生活する「自然の世」を唱えた。著「自然真営道」「統道真伝」...
いい‐なおたか【井伊直孝】
[1590〜1659]江戸初期の武将。直政の次子。近江国彦根藩主。大坂夏の陣に功を立て、徳川秀忠・家光・家綱3代に仕えた。
イェーツ【William Butler Yeats】
[1865〜1939]アイルランドの詩人・劇作家。アイルランド文芸復興運動、独立運動に参加。詩集「アシーンの放浪とその他の詩」「塔」、戯曲「砂時計」「鷹の井戸」など。1923年ノーベル文学賞受賞...
いけだ‐そうたん【池田宗旦】
[1636〜1693]江戸前期の俳人。通称、俵屋孫兵衛。摂津国伊丹(いたみ)の人。伊丹で国文・俳諧を教えた。松井宗旦。