もり‐かずお【森一生】
[1911〜1989]映画監督。愛媛の生まれ。戦前戦後を通じて時代劇を中心に数々の作品を量産し、人気を集めた。やくざ映画や怪談などにも手腕を発揮。代表作「不知火検校(しらぬいけんぎょう)」「薄桜...
もりたに‐しろう【森谷司郎】
[1931〜1984]映画監督。東京の生まれ。初期は青春映画で評価され、その後は題材を問わず多くの大作を手がけヒットさせた。代表作「赤頭巾ちゃん気をつけて」「日本沈没」「八甲田山」など。
もりた‐よしみつ【森田芳光】
[1950〜2011]映画監督。東京の生まれ。「の・ようなもの」を監督し、劇場映画デビュー。コメディータッチのホームドラマ、恋愛もの、サスペンスなど幅広い分野の作品を手がける。代表作「家族ゲーム...
やまぐち‐せいそん【山口青邨】
[1892〜1988]俳人。岩手の生まれ。本名、吉郎。高浜虚子に師事。「夏草」を主宰。写生に根ざした清純・高雅な句風で知られた。句集「雑草園」「露団々」など。
やまさき‐とよこ【山崎豊子】
[1924〜2013]小説家。大阪の生まれ。本姓、杉本。大阪を舞台にした小説で執筆活動をスタートし、「花のれん」で直木賞受賞。その後は綿密な取材に基づく社会派の問題作を数多く手がけ、人気作家とな...
ユパンキ【Atahualpa Yupanqui】
[1908〜1992]アルゼンチンのフォルクローレ歌手・ギター奏者・作詞家・作曲家。本名、エクトル=ロベルチ=チャベーロ(Héctor Roberto Chavero)。自然の風景とそこに住む人...
よこみぞ‐せいし【横溝正史】
[1902〜1981]小説家。兵庫の生まれ。本名、正史(まさし)。日本の風土に怪奇性を融合させた本格推理小説を発表。作「本陣殺人事件」「八つ墓村」「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄(てまりうた)」「...
よしだ‐ただし【吉田正】
[1921〜1998]作曲家。茨城の生まれ。フランク永井、橋幸夫、松尾和子ら多くの歌手を育て、「有楽町で逢いましょう」「いつでも夢を」「誰よりも君を愛す」など、数々のヒット曲を手がけた。没後、国...
よしだ‐ぶんごろう【吉田文五郎】
[1869〜1962]文楽人形遣い。3世。大阪の生まれ。本名、河村巳之助。女方遣いの名手。昭和31年(1956)難波掾(なにわのじょう)を受領。
よしむら‐あきら【吉村昭】
[1927〜2006]小説家。東京の生まれ。津村節子の夫。はじめは短編小説を書くが、長編「戦艦武蔵」で戦史小説に新境地を開き、その後歴史小説を多く手がける。「破獄」で芸術選奨。他に「星への旅」「...