あおき‐まさひこ【青木昌彦】
[1938〜2015]経済学者。愛知の生まれ。東大在学中、マルクス経済学を専攻し共産主義者同盟の指導部として活動。姫岡玲治(ひめおかれいじ)の筆名も用いた。のち、近代経済学に転じ「比較制度分析」...
いふくべ‐あきら【伊福部昭】
[1914〜2006]作曲家。北海道の生まれ。独学で作曲を始め、道庁勤務のかたわら制作したオーケストラ「日本狂詩曲」で注目される。以降、アイヌなどの民族音楽を取り入れた独自の作風を展開。昭和21...
かわだ‐こいちろう【川田小一郎】
[1836〜1896]実業家。土佐の人。岩崎弥太郎が創立した九十九(つくも)商会(後の三菱商会)に幹部として参加、鉱山事業を統括し、三菱財閥創業期の功労者として活躍した。後に日本銀行総裁に就任し...
たかはし‐ひろき【高橋弘希】
[1979〜 ]小説家・ミュージシャン。青森の生まれ。平成26年(2014)「指の骨」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。音楽活動のかたわら小説を発表し、平成30年(2018)「送り火」で芥川賞を受賞。
ハメネイ【‘Alī Ḥoseynī Khāmene'ī】
[1939〜 ]イランの宗教家、政治家。1981年、大統領に就任。1989年のホメイニ死去後、イラン‐イスラム共和国の最高指導者となる。抵抗経済を提唱。
はやみ‐まさる【速水優】
[1925〜2009]銀行家。兵庫の生まれ。日本銀行で名古屋支店長や理事を歴任。退行後は経済同友会代表幹事などを務めるが、平成10年(1998)日銀に復帰し総裁に就任、デフレ脱却を目指しゼロ金利...
ピケティ【Thomas Piketty】
[1971〜 ]フランスの経済学者。パリ経済学校教授。2013年刊行の「二十一世紀の資本」で、20か国以上の過去3世紀にわたる税務データを収集・分析し、経済格差の拡大とその問題点を指摘。世界規模...
フレーブニコフ【Velimir Khlebnikov】
[1885〜1922]ロシア・ソ連の詩人。ロシア未来派の創設者・指導者。先端的な言語実験を行い、ネオロジズムやザーウミ(意味を超えた言語)を駆使した作品を書いた。代表作、詩「笑いの呪文」「鶴」、...
ゆうき‐とよたろう【結城豊太郎】
[1877〜1951]銀行家。山形の生まれ。日本銀行の理事から安田財閥の指導者に転身し、同財閥の改革に尽力。その後、日本興業銀行総裁となり、林銑十郎内閣で大蔵大臣として抱合財政を進めた後、日本銀...
レーミゾフ【Aleksey Mikhaylovich Remizov】
[1877〜1957]ロシアの作家。ロシア革命後パリに亡命。民間伝承などをモチーフに、写実と幻想の融合を目指した。小説「お日様を追って」「十字架の姉妹」「第五の悪」など。