まつもと‐せいちょう【松本清張】
[1909〜1992]小説家。福岡の生まれ。本名、清張(きよはる)。犯罪の動機を重視し、背後にある現代社会の仕組みを描き出した推理小説「点と線」「ゼロの焦点」などで、社会派推理小説という新分野を...
みちお‐しゅうすけ【道尾秀介】
[1975〜 ]小説家。兵庫の生まれ。平成16年(2004)「背の眼」でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し作家デビュー。「向日葵(ひまわり)の咲かない夏」「シャドウ」など推理小説を中心に執筆。「...
みやべ‐みゆき【宮部みゆき】
[1960〜 ]小説家。東京の生まれ。本姓、矢部。親しみやすい文体、身近な設定、巧みなストーリー展開で、推理・ミステリー・SF・時代小説など多彩な分野の作品を執筆。「理由」で直木賞、「模倣犯」で...
みよし‐とおる【三好徹】
[1931〜2021]小説家。東京の生まれ。本名、河上雄三。新聞記者を経て、社会派の推理小説やスパイ小説、時代小説などを精力的に執筆。「聖少女」で直木賞受賞。他に「風塵地帯」「チェ・ゲバラ伝」「...
ミルン【Alan Alexander Milne】
[1882〜1956]英国の劇作家・小説家。ユーモアに富んだ明るい作風で知られ、喜劇「ドーバー街道」、童話「クマのプーさん」、推理小説「赤い館の秘密」など、多彩な活躍をみせた。
もりむら‐せいいち【森村誠一】
[1933〜2023]推理作家。埼玉の生まれ。ホテル勤務ののち、ホテルを舞台とした「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞。「腐蝕(ふしょく)の構造」「人間の証明」のほか、七三一部隊をあつかったノンフ...
やまだ‐ふうたろう【山田風太郎】
[1922〜2001]小説家。兵庫の生まれ。本名、誠也(せいや)。「眼中の悪魔」「太陽黒点」など多くの推理小説を執筆。のち「甲賀忍法帖(こうがにんぽうちょう)」を皮切りに多数の忍法小説を発表し、...
ゆうき‐しょうじ【結城昌治】
[1927〜1996]小説家。東京の生まれ。本名、田村幸雄。推理小説やスパイ小説を数多く発表し人気作家となる。硬質の作風で、日本のハードボイルドの先駆者と呼ばれた。「軍旗はためく下に」で直木賞受...
よこみぞ‐せいし【横溝正史】
[1902〜1981]小説家。兵庫の生まれ。本名、正史(まさし)。日本の風土に怪奇性を融合させた本格推理小説を発表。作「本陣殺人事件」「八つ墓村」「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄(てまりうた)」「...
よねざわ‐ほのぶ【米沢穂信】
[1978〜 ]小説家。岐阜の生まれ。平成13年(2001)「氷菓(ひょうか)」で角川学園小説大賞奨励賞を受賞し、小説家デビュー。ミステリー小説を中心に執筆、「折れた竜骨」で日本推理作家協会賞を...