ナイチンゲール【Florence Nightingale】
[1820〜1910]イタリア生まれの英国の看護婦。クリミア戦争のとき、多くの看護婦を率いて傷病者の救護にあたり、「クリミアの天使」とよばれた。その後も病院・看護施設の創設・改善に努力し、看護婦...
なかはま‐まんじろう【中浜万次郎】
[1827〜1898]幕末の幕臣。土佐の漁師の息子。天保12年(1841)出漁中に遭難して米船に救われ、米国で教育を受けた。嘉永4年(1851)帰国し、幕府に用いられて翻訳や軍艦操練・英語の教授...
なかむら‐まさなお【中村正直】
[1832〜1891]幕末・明治の洋学者・教育家。江戸の生まれ。東大教授。号、敬宇。昌平坂学問所に学び、英国留学後、明六社の設立に参加し、啓蒙思想の普及につとめた。訳著「西国立志編」「自由之理」など。
ナトルプ【Paul Natorp】
[1854〜1924]ドイツの哲学者・教育学者。コーエンとともにマールブルク学派の代表者。存在の認識を基礎づける一般論理学を展開。意志の陶冶を重視する社会的教育学を提唱した。著「精密科学の論理的...
ナポレオン【Napoléon】
フランス皇帝。
(〜 Bonaparte)(1世)[1769〜1821]在位1804〜1814、1815。コルシカ島の生まれ。砲兵将校としてフランス革命に参加。イタリア派遣軍司令官として勝利...
にいじま‐じょう【新島襄】
[1843〜1890]教育家。江戸の生まれ。密出国して渡米。アマースト大学を卒業。岩倉使節団に随行し欧米の教育制度を視察。帰国後、京都に同志社英学校(のちの同志社大学)を創立。キリスト教精神に基...
にいじま‐やえ【新島八重】
[1845〜1932]教育家。会津の生まれ。襄(じょう)の妻。旧姓、山本。会津戦争では籠城に参加し、新政府軍と戦った。維新後はキリスト教の布教と子女の教育に尽力し、同志社女学校(同志社女子大学の...
にき‐えつこ【仁木悦子】
[1928〜1986]推理作家。東京の生まれ。本名、二日市三重(ふつかいちみえ)。幼時にカリエスを発病、家庭で教育を受ける。「猫は知っていた」で江戸川乱歩賞を受賞。他に「林の中の家」「赤い猫」など。
にしお‐みのる【西尾実】
[1889〜1979]国文学者・国語教育学者。長野の生まれ。国立国語研究所初代所長。中世文学の研究のほか、国語教育にも貢献した。著「中世的なものとその展開」など。
にとべ‐いなぞう【新渡戸稲造】
[1862〜1933]教育者・農政学者。岩手の生まれ。札幌農学校卒業後、アメリカ・ドイツに留学。一高校長・東大教授・東京女子大初代学長などを歴任。国際連盟事務次長、また太平洋問題調査会理事長とし...