やまだ‐こうさく【山田耕筰】
[1886〜1965]作曲家。東京の生まれ。ドイツに留学し、作曲法を学ぶ。日本で初めて交響楽団を組織し、交響楽・オペラの興隆に尽力。また、日本語の特徴を生かした多くの歌曲を作曲した。文化勲章受章...
やまだ‐ようじ【山田洋次】
[1931〜 ]映画監督。大阪の生まれ。ユーモアあふれる人情喜劇を描き、絶大な人気を得る。特に、主演の渥美清が亡くなるまで作り続けた「男はつらいよ」シリーズは、国民的映画として圧倒的に支持された...
やまなか‐しんや【山中伸弥】
[1962〜 ]医学者。大阪の生まれ。整形外科の臨床研修医を経て研究者に転身。米国留学時にES細胞を研究し、帰国後の平成18年(2006)マウスの皮膚細胞からiPS細胞を作製することに成功。平成...
やまもと‐きゅうじん【山本丘人】
[1900〜1986]日本画家。東京の生まれ。本名、正義。松岡映丘に師事。力強い風景画を得意としたが、晩年は詩的叙情性も示した。文化勲章受章。
やまもと‐けんきち【山本健吉】
[1907〜1988]評論家。長崎の生まれ。本名、石橋貞吉。古典から現代に至る日本文学を追究、独自の批評世界を開拓。文化勲章受章。著「私小説作家論」「古典と現代文学」「芭蕉」「詩の自覚の歴史」など。
やまもと‐ゆうぞう【山本有三】
[1887〜1974]劇作家・小説家。栃木の生まれ。本名、勇造。人道主義的な社会劇作家として出発、のち理想主義的な小説を発表。文化勲章受章。戯曲「嬰児殺し」「坂崎出羽守」、小説「波」「女の一生」...
ゆかわ‐ひでき【湯川秀樹】
[1907〜1981]理論物理学者。東京の生まれ。小川琢治の三男。京大教授。中間子の存在を予言し、坂田昌一・武谷三男らと協力して中間子理論を展開。その後、非局所場の理論、素粒子の統一理論へと発展...
よう‐だい【煬帝】
[569〜618]中国、隋の第2代皇帝。在位604〜618。姓は楊、名は広。文帝(楊堅)の第2子。煬は悪逆な皇帝を示す諡(おくりな)。兄を失脚させ、父を殺して即位。東都や大運河建設などの大土木工...
よこた‐きさぶろう【横田喜三郎】
[1896〜1993]国際法学者・裁判官。愛知の生まれ。東大教授。最高裁判所長官。満州事変以降の軍国主義に対し、国際法の立場から批判的立場をとる。昭和56年(1981)文化勲章受章。
よこやま‐たいかん【横山大観】
[1868〜1958]日本画家。茨城の生まれ。本名、秀麿。岡倉天心・橋本雅邦に師事し、日本美術院の創立に参加。天心没後は再興日本美術院を主宰。朦朧体(もうろうたい)とよばれる画風を試みるなど、日...