パノフスキー【Erwin Panofsky】
[1892〜1968]ドイツ生まれの美術史家。ナチス政権成立後は米国で活躍。イコノロジー(図像解釈学)の方法を確立した。著「イコノロジー研究」など。
ブリッジマン【Percy Williams Bridgman】
[1882〜1961]米国の物理学者・科学哲学者。高圧下の物性を研究し、超高圧発生装置を開発した。また自然科学の方法論として操作主義を主張したことでも知られる。1946年ノーベル物理学賞受賞。著...
ベルクソン【Henri Bergson】
[1859〜1941]フランスの哲学者。近代の自然科学的・機械的思考方法を克服、内的認識・哲学的直観の優位を説き、生命の流動性を重視する生の哲学を主張。1928年ノーベル文学賞受賞。著「創造的進...
ベルンハイム【Ernst Bernheim】
[1850〜1942]ドイツの歴史学者。史学方法論に関する研究で有名。著「歴史学方法教本」「歴史学入門」など。
ベール【Pierre Bayle】
[1647〜1706]フランスの哲学者。デカルトの懐疑の方法を継承して歴史学・哲学・神学に導入し、「歴史的批判的辞典」を著した。
ボイル【Robert Boyle】
[1627〜1691]英国の物理学者・化学者。空気ポンプを製作してさまざまな実験を行い、ボイルの法則を発見し、燃焼における空気の役割を研究。また、化学実験の基本的な方法を確立。神学上の研究も行っ...
ボース【Satyendra Nath Bose】
[1894〜1974]インドの物理学者。光量子に関する量子統計の方法を導出し、1924年アインシュタインに論文を送付。アインシュタインがこれを光子から気体分子に拡張して展開する端緒となった。
ポアンカレ【Poincaré】
(Jules Henri 〜)[1854〜1912]フランスの数学者・天文学者・物理学者。微分方程式・関数論や天体力学などの研究で功績があるほか、実用主義(プラグマティズム)に対して科学のため...
ポッパー【Karl Raimund Popper】
[1902〜1994]オーストリア生まれの英国の哲学者。科学方法論を「反証可能性」の理論によって展開。また、漸次的な社会工学の理念を提起した。著「科学的発見の論理」「歴史主義の貧困」など。ポパー。
メンガー【Menger】
(Karl 〜)[1840〜1921]オーストリアの経済学者。オーストリア学派の始祖。ジェボンズ・ワルラスとともに、ほとんど同時期に限界効用理論を確立、近代経済学の創始者の一人となった。著「国...