しまざき‐とうそん【島崎藤村】
[1872〜1943]詩人・小説家。筑摩県馬籠村(のちの長野県神坂村。山口村など名称の変更を経て、現在は岐阜県中津川市)の生まれ。本名、春樹。北村透谷らの「文学界」創刊に参加。詩集「若菜集」を...
しゅくりょう‐こつ【叔梁紇】
中国、春秋時代末の武将。孔子の父。魯(山東省)の人。顔氏の娘の徴在との間に孔子をもうけ、孔子が3歳のときに没したという。生没年未詳。
シュピッテラー【Carl Spitteler】
[1845〜1924]スイスの詩人・小説家。ギリシャ神話を題材として、スケールの大きな叙事詩を書いた。1919年、ノーベル文学賞受賞。叙事詩「オリンピアの春」、小説「コンラート中尉」など。
しゆう【子有】
[前522〜前489]中国、春秋時代の学者。孔門の十哲の一人。魯(ろ)(山東省)の人。姓は冉(ぜん)、名は求。学をもって季康子に仕えた。冉有。
しゆう【子游】
[前506〜?]中国、春秋時代の学者。孔門十哲の一人。呉(江蘇省)の人。姓は言(げん)、名は偃(えん)。魯(ろ)に仕えて武城の長官となる。
しらいし‐かずふみ【白石一文】
[1958〜 ]小説家。福岡の生まれ。一郎の子。昭和58年(1983)文芸春秋に入社、編集部員などを経て平成15年(2003)に退社し、文筆生活に入る。「ほかならぬ人へ」で第142回直木賞を受賞...
じゅん‐し【荀子】
[前313ころ〜前238ころ]中国、戦国時代の趙(ちょう)の思想家。名は況。荀卿と尊称される。斉の祭酒となり、のち楚(そ)の春申君に仕えた。孟子の性善説に対し、性悪説を唱えた。 中国、戦国時...
じょう‐こう【襄公】
[?〜637]中国、春秋時代の宋の王。→宋襄(そうじょう)の仁(じん)
すぎもと‐そのこ【杉本苑子】
[1925〜2017]小説家。東京の生まれ。吉川英治の門下生として修業を積む。古典の素養と構成力の確かさで、幅広い時代を扱った歴史小説を数多く発表し、人気を集める。「孤愁の岸」で直木賞受賞。他に...
すすきだ‐きゅうきん【薄田泣菫】
[1877〜1945]詩人・随筆家。岡山の生まれ。本名、淳介。蒲原有明(かんばらありあけ)とともに近代詩の一時代を画した。詩集「暮笛集」「ゆく春」「白羊宮」、随筆集「茶話(ちゃばなし)」など。