あさひこ‐しんのう【朝彦親王】
[1824〜1891]江戸末期から明治時代の皇族。粟田宮・中川宮などと称した。公武合体派として文久3年(1863)の政変の中心となり、明治維新後は久邇宮(くにのみや)と改称して伊勢神宮祭主となっ...
あすかい‐まさあり【飛鳥井雅有】
[1241〜1301]鎌倉末期の歌人。雅経(まさつね)の孫。家集に「隣女和歌集」など。
アストゥリアス【Miguel Ángel Asturias】
[1899〜1974]グアテマラの小説家。1967年、ノーベル文学賞受賞。作「緑の法王」「グアテマラの週末」など。
あねがこうじ‐きんとも【姉小路公知】
[1840〜1863]幕末の公家。三条実美と親しく、安政五か国条約調印の勅許に反対、尊攘派公家の中心的存在となった。宮中から退出の際、暗殺された。
あべ‐しんぞう【安倍晋三】
[1954〜2022]政治家。東京の生まれ。父は元外相晋太郎、母方の祖父は元首相岸信介。父の死後、山口の地盤を継いで平成5年(1993)衆議院議員に当選。小泉政権時の平成15年(2003)に自由...
あべ‐まさひろ【阿部正弘】
[1819〜1857]江戸末期の老中。備後(びんご)福山藩主。幕末開国のときの老中首座として和親条約を締結。
あまくさ‐しろう【天草四郎】
[1621〜1638]江戸初期のキリスト教信者。本名、益田時貞(ますだときさだ)。16歳で島原天草一揆の首領に推され、原城で90日間籠城(ろうじょう)の末、敗死。
い‐そう【韋荘】
[836ころ〜910]中国、晩唐の詩人。字(あざな)は端己(たんき)。杜陵(陝西省西安)の人。温庭筠(おんていいん)とともに唐五代の詞を代表する。唐末の都の荒廃をうたった長編の七言古詩「秦婦吟」...
いちもんじ‐のりむね【一文字則宗】
平安末期から鎌倉前期にかけての刀工。備前福岡の人で、一文字派を興した。後鳥羽上皇の御番鍛冶として仕えたと伝えられる。菊一文字と称される。生没年未詳。
おう‐もう【王蒙】
[1308ころ〜1385]中国、元末・明初の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は叔明(しゅくめい)。号は香光居士・黄鶴山樵(こうかくさんしょう)。董源(とうげん)・巨然(きょねん...