ヒンデミット【Paul Hindemith】
[1895〜1963]ドイツの作曲家。無調性対位法などの手法により、後期ロマン派から脱却した作風を開いた。また、やさしい実用音楽を主張。交響曲「画家マティス」など。
フォーレ【Gabriel-Urbain Fauré】
[1845〜1924]フランスの作曲家。歌曲・室内楽曲・ピアノ曲などを多く作曲。「レクイエム」など。
ふじえだ‐しずお【藤枝静男】
[1907〜1993]小説家。静岡の生まれ。本名、勝見次郎。戦後、眼科医のかたわら文筆生活に入る。志賀直哉に傾倒。現実と幻想を織り交ぜた私小説を書く。「空気頭」で芸術選奨。他に「欣求浄土(ごんぐ...
ふじやま‐いちろう【藤山一郎】
[1911〜1993]歌手。東京の生まれ。本名、増永丈夫。東京音楽学校在学中にデビュー、歌謡曲を音楽性豊かに歌い続けた。ヒット曲に「酒は涙か溜息か」「丘を越えて」「青い山脈」など。国民栄誉賞受賞。
ふじわら‐の‐あきひら【藤原明衡】
[989〜1066]平安中期の学者。文章博士(もんじょうはかせ)・大学頭(だいがくのかみ)を歴任。詩文に秀で、「本朝文粋」を編集。著「明衡往来(めいごうおうらい)」「新猿楽記」など。
ブーレーズ【Pierre Boulez】
[1925〜2016]フランスの作曲家・指揮者。メシアンに師事。シュトックハウゼンらとともに前衛音楽の担い手となった。
ほう‐こうじゅ【方孝孺】
[1357〜1402]中国、明初の朱子学者。寧海(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は希直・希古。号、遜志(そんし)。正学(せいかく)先生と称された。恵帝に仕え、王道政治を説き、燕(えん)王...
ほうじょう‐しげとき【北条重時】
[1198〜1261]鎌倉前期の武将。義時の三男。六波羅探題・連署を歴任して、執権北条時頼を補佐。のち出家。彼の残した「北条重時家訓」は、後世の武家家訓のもととなった。極楽寺殿。
ほんあみ‐こうえつ【本阿弥光悦】
[1558〜1637]桃山時代から江戸初期の芸術家。京都の人。号、太虚庵・自得斎など。刀剣鑑定の名家である本阿弥家の分家に生まれる。書・陶芸・漆芸などにすぐれ、元和元年(1615)徳川家康より洛...
マーラー【Gustav Mahler】
[1860〜1911]オーストリアの作曲家・指揮者。後期ロマン派に属し、作品は標題的性質と色彩豊かな管弦楽法をもつ。作品に、9曲の交響曲のほか、歌曲「亡き子をしのぶ歌」など。