とよとみ‐ひでより【豊臣秀頼】
[1593〜1615]安土桃山時代の武将。秀吉の次男。6歳で家督を相続、前田利家に養育されたが、関ヶ原の戦いののち、摂津・河内(かわち)・和泉(いずみ)60余万石の大名におとされた。のち、徳川秀...
とりい‐もとただ【鳥居元忠】
[1539〜1600]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・三方ヶ原・長篠などの戦いで戦功をあげた。関ヶ原の戦いに際して伏見城を守り、石田方に包囲されて自刃。
どひ‐さねひら【土肥実平】
鎌倉初期の武将。相模土肥荘に住み、土肥次郎と称した。源頼朝の挙兵、石橋山の合戦などで戦功をあげ、奥州征伐や頼朝上洛にも随行した。生没年未詳。
ど‐よ【杜預】
[222〜284]《「とよ」とも》中国、西晋の武将・学者。杜陵(陝西(せんせい)省)の人。武帝の呉の討伐で戦功をあげた。著「春秋左氏経伝集解」「春秋釈例」。
なおえ‐かねつぐ【直江兼続】
[1560〜1620]安土桃山時代の武将。越後の人。山城守と称す。上杉謙信・景勝に仕え、名家老として知られた。慶長12年(1607)、活字によって刊行した「文選(もんぜん)」61巻は直江版として...
ながさき‐たかすけ【長崎高資】
[?〜1333]鎌倉後期の武将。執権北条氏の御内人。北条高時のとき内管領となり実権を握ったが、失政から政治混乱を起こした。新田義貞の鎌倉攻めに敗れて自殺。
なす‐の‐よいち【那須与一】
鎌倉初期の武将。下野(しもつけ)の人。名は宗高。与市・余市とも。源義経に従い、文治元年(1185)屋島の戦いで、平家の扇の的を弓で射落とした話で有名。生没年未詳。
なつか‐まさいえ【長束正家】
[?〜1600]安土桃山時代の武将。丹羽長秀、のち、豊臣秀吉に仕え、財政をつかさどった。五奉行の一人。秀吉の没後、関ヶ原の戦いに敗れて自殺。
なわ‐ながとし【名和長年】
[?〜1336]南北朝時代の武将。伯耆(ほうき)の人。前名、長高。元弘3=正慶2年(1333)後醍醐天皇が隠岐(おき)を脱出するとこれを船上山(せんじょうざん)に迎えて鎌倉幕府軍と敵対。建武政権...
にしな‐もりとお【仁科盛遠】
鎌倉時代の武将。信濃の人。後鳥羽上皇に仕え、承久の乱で北条朝時と戦い敗れた。生没年未詳。