やまもと‐かんすけ【山本勘助】
[?〜1561?]戦国時代の武将。道鬼斎と称した。「甲陽軍鑑」に、武田信玄の軍師として活躍、川中島の戦いで討ち死にしたと伝える。
ゆうき‐うじとも【結城氏朝】
[1402〜1441]室町中期の武将。下総(しもうさ)の人。上杉憲実に対抗、足利持氏死後、その遺児を迎えて結城城に籠ったが、上杉軍に敗れて自殺。
ゆうき‐ひでやす【結城秀康】
[1574〜1607]江戸初期の武将。徳川家康の次男。羽柴秀吉の養子となり、のち下総の結城晴朝の養子となる。関ヶ原の戦いののち、松平姓に戻り、福井藩主として越前67万石を領した。
ゆうき‐むねひろ【結城宗広】
[?〜1338]鎌倉末・南北朝時代の武将。法号、道忠。新田義貞に応じて鎌倉を攻略。建武の中興後、北畠顕家とともに義良親王を奉じて奥州を鎮定。足利尊氏の挙兵後は畿内を転戦し、のち伊勢で病死。
り‐しゅんしん【李舜臣】
[1545〜1598]李氏朝鮮の武将。徳水の人。字(あざな)は汝諧(じょかい)。諡号(しごう)は忠武。1591年、全羅左道水軍節度使となる。92年、壬辰(じんしん)の乱(文禄の役)で日本水軍を撃...
り‐せいけい【李成桂】
[1335〜1408]李氏朝鮮初代の王。在位1392〜1398。廟号(びょうごう)は太祖。高麗(こうらい)の武将だったが、のち実権を掌握。1392年にみずから王位に就き、1393年には国号を朝鮮...
りゅうぞうじ‐たかのぶ【竜造寺隆信】
[1529〜1584]戦国時代の武将。肥前の人。幼時に出家し、のち還俗。佐賀城に拠り、少弐・大友・有馬各氏らと戦って勢力を拡大したが、島津氏に敗れて自刃。
りゅう‐ゆう【劉裕】
[363〜422]中国、南朝宋の初代皇帝。在位420〜422。字(あざな)は徳輿。諡(おくりな)は武帝。東晋の武将として、桓玄を破って実権を握り、南燕・後秦を滅ぼし、恭帝の禅譲を受けて帝位についた。
り‐りょう【李陵】
[?〜前74]中国、前漢の武将。隴西(ろうせい)(甘粛省)の人。字(あざな)は少卿。武帝の時、騎都尉として匈奴(きょうど)と戦い、敗れて降る。単于(ぜんう)に認められて右校王に封ぜられ、二十余...
れん‐ぱ【廉頗】
中国、戦国時代の趙(ちょう)の武将。恵文王・孝成王に仕え、秦・燕・斉(せい)を破って功があり信平君に封じられた。藺相如(りんしょうじょ)と「刎頸(ふんけい)の交わり」を結んだ話で有名。生没年未詳。