カール【Eric Carle】
[1929〜2021]米国の絵本作家。色紙を切り張りするコラージュの手法を用いて、動物や昆虫などを描いた作品を数多く残した。作「はらぺこあおむし」「パパ、お月さまとって!」など。
たなかだて‐あいきつ【田中館愛橘】
[1856〜1952]物理学者。岩手の生まれ。東大教授。明治24年(1891)の濃尾地震を機に震災予防調査会を設立。緯度観測所、航空研究所の設立やローマ字・メートル法の普及に貢献。昭和19年(1...
モムゼン【Theodor Mommsen】
[1817〜1903]ドイツの歴史家。ローマ史研究の基礎を確立。政治家としても活躍。1902年ノーベル文学賞受賞。著「ローマ史」「ローマ公法」など。
もりさだ‐しんのう【守貞親王】
[1179〜1223]鎌倉時代の皇子。高倉天皇の子、安徳天皇の異母弟。平家に育てられたが、平家滅亡後は出家し、持明院宮と称した。承久の乱の後、子の茂仁(ゆたひと)が後堀河天皇として即位したため、...
モンテスキュー【Charles Louis de Secondat de la Brède et de Montesquieu】
[1689〜1755]フランスの啓蒙思想家・法学者。「法の精神」で法の原理を実証的に考察。三権分立論はフランス革命やアメリカ憲法などに大きな影響を与えた。他にフランスの政治・社会制度を風刺・批判...
やぎゅう‐むねよし【柳生宗厳】
[1527〜1606]安土桃山時代の剣術家。大和の人。号、石舟斎。上泉秀綱に新陰流を学んで大成し、柳生新陰流を創始。徳川家康に兵法を伝授した。
やくしん【益信】
[827〜906]平安前期の真言宗の僧。備後(びんご)の人。奈良大安寺で出家して密教や法相(ほっそう)宗を学び、東寺長者・東大寺別当となった。宇多天皇出家の際の戒師で、円城寺の開山。その法流は寛...
ヤナーチェク【Leoš Yanáček】
[1854〜1928]チェコの作曲家。民族音楽と近代音楽の語法を統合し、多くの歌劇を発表。作品に「利口な女狐の物語」など。
やまがた‐ありとも【山県有朋】
[1838〜1922]軍人・政治家。陸軍大将・元帥。山口の生まれ。松下村塾に学ぶ。明治維新後、ヨーロッパ諸国の軍制を視察、陸軍創設・徴兵令施行・軍人勅諭の発布など軍制の整備に努めた。法相・内相・...
やまだ‐こうさく【山田耕筰】
[1886〜1965]作曲家。東京の生まれ。ドイツに留学し、作曲法を学ぶ。日本で初めて交響楽団を組織し、交響楽・オペラの興隆に尽力。また、日本語の特徴を生かした多くの歌曲を作曲した。文化勲章受章...