みやざき‐さんまい【宮崎三昧】
[1859〜1919]小説家。江戸の生まれ。本名、璋蔵。新聞記者のかたわら、歴史小説を発表。作「嵯峨の尼物語」「桂姫」「塙団右衛門」など。
みやべ‐きんご【宮部金吾】
[1860〜1951]植物学者。江戸の生まれ。北大教授。北海道・千島・樺太(サハリン)の植物を調査・研究して、得撫(うるっぷ)・択捉(えとろふ)両島間に植物分布の境界線が引けることを発見、のち宮...
ミュシャ【Alfons Mucha】
[1860〜1939]チェコスロバキアの画家。女優サラ=ベルナールのポスターを手がけたことで名声を得る。女性に花や流線を組み合わせた華麗なデザインで、アールヌーボーを代表する人物となった。チェコ...
ヤング【Thomas Young】
[1773〜1829]英国の医師・物理学者・考古学者。目について研究し、光の波動説、光が横波であること、色覚の三色説を提唱。弾性体のヤング率を発見し、小児の投薬量を算出するヤング式を定め、また、...
ユスティニアヌス【Justinianus】
(1世)[483ころ〜565]東ローマ帝国皇帝。在位527〜565。皇后テオドラや名将ベリサリウスらに補佐されて、ゴート・バンダル両王国を討ってローマ帝国の旧領を回復。絹織物業を興し、聖ソフィア...
ルイセンコ【Trofim Denisovich Lïsenko】
[1898〜1976]ロシアの生物学者・農学者。植物の発育段階説を唱え、春化(しゅんか)処理法を研究。旧ソ連時代に環境条件によって獲得した形質は遺伝するという学説を発表し、スターリンの支持を得て...
ルウォフ【André Lwoff】
[1902〜1994]フランスの微生物学者。パスツール研究所で微生物遺伝学を研究。酵素・ウイルスの合成の遺伝的制御機構の研究により1965年、モノーとジャコブとともにノーベル生理学医学賞を受賞。
ルカ【Lucas】
新約聖書に登場する人物。パウロの協力者で、教養ある医者であったといわれる。「ルカによる福音書」の著者とされる。
ルクレティウス【Titus Lucretius Carus】
[前94ころ〜前55ころ]ローマの哲学詩人。エピクロスの原子論に基づく哲学詩「物の本質について」により、唯物論的世界観を叙述した。
ロンドン【Jack London】
[1876〜1916]米国の小説家。野性をテーマに動物を主人公とした作品や、社会小説を書いた。作「荒野の呼び声」「白い牙」など。