おう‐ししん【王士禛】
⇒王士禎(おうしてい)
おうよう‐じゅん【欧陽詢】
[557〜641]中国、唐代初期の書家。潭(たん)州臨湘(りんしょう)(湖南省)の人。字(あざな)は信本。王羲之(おうぎし)の書法を学び、楷書の規範をつくる。初唐三大家の一人。高祖の勅命によって...
おう‐れいかん【王霊官】
中国、宋代の人。明の永楽帝のとき、道士周思徳によって道教の守護神、二十六将の第一位とされた。その像は赤面三眼で、むちを手にしている。王枢火府天将。生没年未詳。
か‐はく【夏伯】
《夏国の伯の意》中国の伝説上の聖王、禹(う)の尊称。伯禹。
カブレラ‐インファンテ【Guillermo Cabrera Infante】
[1929〜2005]キューバの小説家。のちにロンドンに移住。言葉遊びや言語実験の多用を特徴とする。作品に、革命前のハバナの人々の生活を描いた長編「淋しい三匹の虎」や「亡き王子のためのハバーナ」...
きたばたけ‐あきいえ【北畠顕家】
[1318〜1338]南北朝時代の公卿・武将。親房の長男。陸奥守(むつのかみ)として義良(のりなが)親王を奉じ、奥羽に下向したが、足利尊氏の反乱により西上、尊氏を九州に追った。のち任地に帰ったが...
きたばたけ‐ちかふさ【北畠親房】
[1293〜1354]南北朝時代の公卿・武将。後醍醐天皇の皇子世良(ときなが)親王の養育にあたったが、その死によって出家。宗玄、のち、覚空と号した。建武の中興により、再び出仕。顕家とともに義良(...
き‐の‐いらつめ【紀女郎】
奈良中期の万葉歌人。名は小鹿(おしか)。安貴王(あきのおおきみ)の妻。大伴家持(おおとものやかもち)との贈答歌で知られる。生没年未詳。
き‐ゆうこう【帰有光】
[1506〜1571]中国、明の文人。崑山(江蘇省)の人。字(あざな)は熙甫(きほ)、号は震川。身辺の雑事を繊細かつ叙情的に描いた散文は高く評価され、王世貞と並んで明代散文作家の代表者とされる。
ぎょう【尭】
古代中国の伝説上の聖王。五帝の一。暦を作り、無為の治をなした。後を継いだ舜(しゅん)とともに後世理想の天子とされ、その政治は「尭舜の治」と称される。陶唐氏。