てんかい【天海】
[1536〜1643]江戸初期の天台宗の僧。会津の人。号、南光坊。勅諡(ちょくし)号、慈眼大師。徳川家康に重んじられ、政務にも参加。家康の死後、東照大権現を贈号、日光山に改葬し輪王寺を中興。江戸...
ディオゲネス【Diogenēs ho Sinōpeus】
[前404ころ〜前323ころ]古代ギリシャの哲学者。キニク学派、アンティステネスの弟子。世俗の権威を否定し、自然で簡易な生活の実践に努め、「樽の中のディオゲネス」と呼ばれた。アレクサンドロス大王...
とう【湯】
中国、殷(いん)の湯王のこと。
とう‐おう【湯王】
中国古代の殷(いん)王朝の創始者。成湯・武湯・武王ともよばれた。姓は子、名は履(り)といわれる。夏の桀(けつ)王を討ち、殷を建国、亳(はく)に都した。
とくがわ‐なりあき【徳川斉昭】
[1800〜1860]江戸末期の水戸藩主。藤田東湖らを登用して藩政を改革。尊王攘夷論者で、井伊直弼(いいなおすけ)と対立。安政の大獄で蟄居(ちっきょ)を命ぜられた。水戸烈公。
としひと‐しんのう【智仁親王】
[1579〜1629]江戸初期の親王。正親町(おおぎまち)天皇の皇子誠仁親王の子。桂離宮の造営で知られる。和歌にすぐれ、細川幽斎から古今伝授を受けた。八条宮。
ともばやし‐みつひら【伴林光平】
[1813〜1864]江戸末期の勤王家・国学者。河内(かわち)の人。天誅組(てんちゅうぐみ)に加わり、中山忠光らの大和挙兵に参加、捕らえられて刑死。著「南山踏雲録」など。ばんばやしみつひら。
ともひら‐しんのう【具平親王】
[964〜1009]平安中期の文人・歌人。村上天皇の第7皇子。中務(なかつかさ)卿。六条宮・千種(ちぐさ)殿・後(のちの)中書王とよばれる。文才豊かで、和歌・漢詩文に長じ、音楽・陰陽(おんよう)...
どうきょう【道鏡】
[?〜772]奈良時代の法相(ほっそう)宗の僧。河内(かわち)の人。弓削(ゆげ)氏出身。称徳天皇に信任されて政界に進出。太政大臣禅師・法王となり、権力をふるったが、皇位をねらって藤原氏および和気...
ドーデ【Daudet】
(Alphonse 〜)[1840〜1897]フランスの小説家。故郷プロバンス地方の風物を叙情性豊かに描いた。短編集「風車小屋便り」「月曜物語」「タルタラン」、戯曲「アルルの女」など。
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