たき‐せいいち【滝精一】
[1873〜1945]美術史家。東京の生まれ。号、拙庵。和亭の子。日本美術史学の育成に尽力。また、美術雑誌「国華」の主幹を務めた。
たきた‐ちょいん【滝田樗陰】
[1882〜1925]編集者。秋田の生まれ。本名、哲太郎。「中央公論」主幹。同誌を総合雑誌に発展させ、多くの作家を育成した。
たきた‐ようじろう【滝田洋二郎】
[1955〜 ]映画監督。富山の生まれ。成人映画を手がけた後、「コミック雑誌なんかいらない!」で一般映画に進出。監督作品「おくりびと」がアカデミー賞の外国語映画賞やモントリオール世界映画祭の最優...
たきだいら‐じろう【滝平二郎】
[1921〜2009]切り絵作家。茨城の生まれ。第二次大戦後に木版画家として独立。のちに切り絵に転じ、昭和45年(1970)、「花さき山」で第1回講談社出版文化賞(ブックデザイン部門)を受賞。他...
たき‐れんたろう【滝廉太郎】
[1879〜1903]作曲家。東京の生まれ。ドイツに留学。日本の洋楽揺籃(ようらん)期にすぐれた才能を示した。代表作「荒城の月」「箱根八里」「鳩ぽっぽ」、ほかに歌曲「四季」など。
たくぼ‐ひでお【田久保英夫】
[1928〜2001]小説家。東京の生まれ。米軍キャンプに働く学生アルバイトを主人公にした「深い河」で芥川賞受賞。短編の名手として知られる。他に「辻火」「髪の環(わ)」「触媒」「海図」「木霊(こ...
たぐち‐うきち【田口卯吉】
[1855〜1905]経済学者・文明史家。江戸の生まれ。号、鼎軒(ていけん)。「東京経済雑誌」を創刊、自由貿易を唱えて政府の経済政策を批判。明治27年(1894)より衆議院議員。「群書類従」「国...
たけい‐たけお【武井武雄】
[1894〜1983]童画家・版画家。長野の生まれ。「童画」という名称の創始者で、初期童画界の代表者の一人。
たけうち‐せいほう【竹内栖鳳】
[1864〜1942]日本画家。京都の生まれ。本名、恒吉。初号、棲鳳。四条派の画風に西洋画法を取り入れ、独自の画風を確立。文化勲章受章。
たけうち‐みのる【竹内実】
[1923〜2013]中国文学者・評論家。中国の生まれ。京大卒。東京都立大助教授を経て、京大人文科学研究所、立命館大、北京日本学研究センターなどで教授を歴任。現代中国研究に尽力し、毛沢東論で知ら...