ごしょ‐へいのすけ【五所平之助】
[1902〜1981]映画監督。東京の生まれ。昭和6年(1931)日本最初の本格的トーキー作品「マダムと女房」を製作。また、文芸映画に優れた手腕をみせた。代表作「伊豆の踊子」「煙突の見える場所」など。
ゴダール【Jean-Luc Godard】
[1930〜2022]フランスの映画監督。「勝手にしやがれ」で監督デビュー。ヌーベルバーグの旗手として注目を集める。その後も、実験精神に富んだ映画を数多く監督。作「軽蔑」「気狂いピエロ」「中国女...
さいとう‐こういち【斎藤耕一】
[1929〜2009]映画監督。東京の生まれ。映画のスチール写真家、脚本家を経て「囁きのジョー」で監督デビュー。昭和49年(1974)「津軽じょんがら節」で芸術選奨。他に「約束」「旅の重さ」など。
さいとう‐とらじろう【斎藤寅次郎】
[1905〜1982]映画監督。秋田の生まれ。本名、寅二郎。榎本健一、古川緑波(ろっぱ)などを起用した喜劇映画を量産、「喜劇の神様」とも呼ばれた。代表作「子宝騒動」「ハワイ珍道中」「珍説忠臣蔵」など。
さい‐よういち【崔洋一】
[1949〜2022]映画監督。長野の生まれ。大島渚監督「愛のコリーダ」や村川透監督「最も危険な遊戯」で助監督をつとめる。「十階のモスキート」で劇場映画監督デビュー。代表作「月はどっちに出ている...
さかもと‐じゅんじ【阪本順治】
[1958〜 ]映画監督。大阪の生まれ。ボクシング映画「どついたるねん」で監督デビュー。男の生き方を描いた作品を多く手がける。作品は「ビリケン」「傷だらけの天使」「亡国のイージス」など。
さとう‐じゅんや【佐藤純弥】
[1932〜2019]映画監督。東京の生まれ。「陸軍残虐物語」で監督デビュー。社会派の名手として評価を得る一方で、パニック映画やアクション映画でも人気を集める。段吉順(トアンチーシュン)との共同...
さわい‐しんいちろう【沢井信一郎】
[1938〜2021]映画監督。静岡の生まれ。本名、信治。「野菊の墓」で監督デビュー。代表作「Wの悲劇」「早春物語」「わが愛の譜(うた) 滝廉太郎物語」「時雨(しぐれ)の記」など。
しのだ‐まさひろ【篠田正浩】
[1931〜 ]映画監督。岐阜の生まれ。「恋の片道切符」で監督デビュー。「心中天網島(てんのあみじま)」の成功で高い評価を得る。代表作「乾いた花」「暗殺」「瀬戸内少年野球団」「少年時代」「写楽」など。
しのはら‐てつお【篠原哲雄】
[1962〜 ]映画監督。東京の生まれ。「月とキャベツ」で劇場映画監督デビュー。代表作「昭和歌謡大全集」「天国の本屋〜恋火」「地下鉄(メトロ)に乗って」など。