いしおか‐えいこ【石岡瑛子】
[1938〜2012]アートディレクター、デザイナー。東京の生まれ。マイルス=デービスのアルバムジャケットをデザインし、米国グラミー賞を受賞。映画「ドラキュラ」では衣装デザインを手がけ、米国アカ...
いしかわ‐くらじ【石川倉次】
[1859〜1944]教育家・点字開発者。遠江(とおとうみ)の人。小学校の教員を経て東京盲唖(もうあ)学校に勤務。ブライユ式の点字を翻案して、日本語の五十音を表す日本式の点字を完成させた。その後...
いしかわ‐こうめい【石川光明】
[1852〜1913]彫刻家。東京の生まれ。明治初期に流行した牙彫(げちょう)の第一人者。帝室技芸員。
いしかわ‐ごえもん【石川五右衛門】
安土桃山時代の伝説的大盗賊。文禄3年(1594)京都三条河原で釜煎(かまい)りの刑に処せられたという。歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」、浄瑠璃「傾城吉岡染(けいせいよしおかぞめ)」な...
いしかわ‐さんしろう【石川三四郎】
[1876〜1956]社会主義運動家。埼玉の生まれ。「万朝報(よろずちょうほう)」記者から平民社に入り、「平民新聞」発刊に協力。安部磯雄・木下尚江らとキリスト教社会主義の雑誌「新紀元」を創刊。無...
いしかわ‐じょうざん【石川丈山】
[1583〜1672]江戸前期の漢詩人・書家。三河の人。名は重之、字(あざな)は孫助。別号、六六山人など。徳川家康に仕え、大坂夏の陣で活躍。のち京都に詩仙堂を建てて住んだ。詩文集に「新編覆醤集(...
いしかわ‐たくぼく【石川啄木】
[1886〜1912]歌人・詩人。岩手の生まれ。本名、一(はじめ)。若くして「明星」に詩を発表し、与謝野鉄幹に師事。口語体3行書きの形式で生活を短歌に詠んだ。評論「時代閉塞の現状」、歌集「一握の...
いしかわ‐ちよまつ【石川千代松】
[1861〜1935]動物学者。東京の生まれ。東大教授。ドイツでワイスマンに師事。ホタルイカの発光やアユの養殖など研究は広範囲。進化論の紹介や生物学の解説・普及に尽力。著「進化新論」など。
いしかわ‐りこう【石川利光】
[1914〜2001]小説家。大分の生まれ。本名、利光(としみつ)。戦後、出版社社長として丹羽文雄主宰「文学者」を発行。「春の草」その他で芥川賞受賞。他に「忘れ扇」「風と木の葉」「余白の日々」など。
せきしつ‐ぜんきゅう【石室善玖】
[1294〜1389]室町初期の臨済宗の僧。筑前の人。元に渡って古林清茂(くりんせいむ)に学び、帰朝後、天竜寺・円覚寺・建長寺などを歴住。五山文学興隆の基礎を築いた。