いしい‐がくりゅう【石井岳竜】
[1957〜 ]映画監督。福岡の生まれ。本名、利弘(としひろ)。石井聰亙(そうご)の名でデビュー。斬新な映像作りで若年層の支持を得る。音楽ビデオの制作などでも活躍。平成22年(2010)名を現名...
いまにし‐りゅう【今西竜】
[1875〜1932]朝鮮史学者。岐阜の生まれ。京大教授。内藤湖南に師事。朝鮮半島で多数の古跡・史料を発見した。著「朝鮮古史の研究」など。
こうそん‐りゅう【公孫竜】
中国、戦国時代の趙(ちょう)の思想家。字(あざな)は子秉(しへい)。白馬非馬論・堅白同異論などの詭弁(きべん)的議論で知られ、批判も受けたが、概念の差異を分析し、意味論的論理学を発達させた功績は...
てい‐しりゅう【鄭芝竜】
[1604〜1661]中国、明末の貿易商。南安県(福建省)の人。鄭成功の父。通称、老一官。字(あざな)は飛黄。日本に渡って平戸に住み、日本女性と結婚。1628年、明に招かれて日本との貿易に活躍し...
どんりゅう【呑竜】
[1556〜1623]江戸初期の浄土宗の僧。武蔵の人。上野(こうずけ)太田の大光院を始め各地に寺を開き、また、堕胎の風潮を悲しんで赤子を養育したので、子育て呑竜とよばれた。
ふう‐ぼうりゅう【馮夢竜】
[1574〜1645]中国、明末の文人。呉県(江蘇省)の人。字(あざな)は猶竜(ゆうりゅう)また耳猶(じゆう)。号は墨憨子(ぼくかんし)など。短編小説集「三言」、笑話集「笑府」などの編者。ひゅう...
むらかみ‐りゅう【村上竜】
[1952〜 ]小説家。長崎の生まれ。本名、竜之助。米軍基地周辺に生きる若者の風俗を強烈に描いた「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞受賞。江藤淳がサブカルチャー文学と評して論議を呼んだ。他に「コ...
り‐はんりょう【李攀竜】
[1514〜1570]中国、明代の文人。歴城(山東省)の人。字(あざな)は于鱗(うりん)。号、滄溟(そうめい)。後七子(ごしちし)の一人。古文辞を重んじて「文は秦漢、詩は盛唐」を主張し、荻生徂徠...