すぎおか‐かそん【杉岡華邨】
[1913〜2012]書家。奈良の生まれ。本名、正美(まさみ)。辻本史邑(つじもとしゆう)・尾上柴舟(おのえさいしゅう)らに師事。現代かな書きの第一人者として活躍した。平成12年(2000)文化...
ふじわら‐の‐もとつね【藤原基経】
[836〜891]平安前期の公卿。諡号(しごう)、昭宣公。通称、堀河太政大臣。叔父良房の養子となり、応天門の変で伴善男を失脚させ、また、光孝・宇多両天皇を擁立して最初の関白となり、娘温子を女御と...
よだ‐がっかい【依田学海】
[1834〜1909]漢学者・演劇評論家。江戸の生まれ。名は朝宗。字(あざな)は百川(ひゃくせん)、のちこれを本名とした。演劇改良運動に尽力。戯曲「吉野拾遺名歌誉」など。
り‐よしえ【李良枝】
⇒イヤンジ(李良枝)
ルクセンブルク【Rosa Luxemburg】
[1870〜1919]ドイツの女性社会主義者・経済学者。ポーランド生まれ。ドイツ社会民主党左派、ポーランドの革命運動の指導者。第一次大戦中、スパルタクス団を組織。ドイツ革命勃発後ドイツ共産党を結...
ル‐シャトリエ【Henry Louis Le Chatelier】
[1850〜1936]フランスの化学者。高温計や熱電対を改良製作し、高温での化学反応を研究。
ろうべん【良弁/朗弁】
[689〜774]奈良時代の華厳宗の僧。日本華厳宗の第二祖。近江(おうみ)または相模の人。通称、金鐘(こんしゅ)行者。義淵に法相(ほっそう)を、新羅(しらぎ)僧審祥(しんじょう)に華厳を学び、金...
ろっかく‐しすい【六角紫水】
[1867〜1950]漆芸家。広島の生まれ。本名、注多良(ちゅうたろう)。古来の漆工技術を研究するとともに、白漆・色漆の改良に努めた。
わけ‐の‐きよまろ【和気清麻呂】
[733〜799]奈良末期・平安初期の公卿。備前の人。道鏡が皇位に就こうと企てたとき、宇佐八幡の神託によりこれを阻止して怒りを買い、大隅(おおすみ)に配流。道鏡の失脚後、光仁・桓武天皇に仕え、平...
わけ‐の‐ひろむし【和気広虫】
[730〜799]奈良末期・平安初期の女官。備前の人。清麻呂の姉。法名、法均尼。清麻呂とともに称徳天皇に仕え、宇佐八幡神託事件に連座し、備後(びんご)に配流。のち、許されて桓武天皇に仕えた。