ウォルトン【Ernest Thomas Sinton Walton】
[1903〜1995]英国の物理学者。アイルランド生まれ。コッククロフトと共同で荷電粒子の加速装置を作り、原子核を人工的に変換することに成功し、1951年にノーベル物理学賞を受賞。
ウッドワード【Robert Burns Woodward】
[1917〜1979]米国の有機化学者。ハーバード大教授。ペニシリン、ストリキニーネ、フグ毒のテトロドトキシンなど、多くの天然物質の構造を決定し、キニーネ、クロロフィル、ビタミンB12などの化学...
うの‐こういちろう【宇能鴻一郎】
[1934〜2024]小説家。北海道の生まれ。本名、鵜野広澄(うのひろずみ)。平戸の漁師と鯨との死闘を描いた「鯨神(くじらがみ)」で芥川賞受賞。性と死をテーマとした作品を多数発表。のち官能小説、...
うの‐ちよ【宇野千代】
[1897〜1996]小説家。山口の生まれ。新聞の懸賞小説に当選、作家活動に入る。「色ざんげ」「おはん」など愛欲や女性の生をテーマにした作品多数。私生活でも尾崎士郎・東郷青児との恋愛、北原武夫と...
うめざき‐はるお【梅崎春生】
[1915〜1965]小説家。福岡の生まれ。海軍での体験を通して人間の心理を追究し、戦後文学の代表者の一人となった。「ボロ家の春秋」で直木賞受賞。他に「桜島」「日の果て」「幻化」など。
ウンセット【Sigrid Undset】
[1882〜1949]ノルウェーの女流小説家。女性心理を描いた宗教性の濃い作品で知られる。1928年、ノーベル文学賞受賞。作「クリスティン‐ラブランスダッテル」など。
エイントーフェン【Willem Einthoven】
[1860〜1927]オランダの生理学者。わずかな電気変動を測定する弦電流計を考案し、心臓などの電気現象を研究。心電図法の発見により、1924年ノーベル生理学医学賞を受賞。アイントホーフェン。
えくに‐かおり【江国香織】
[1964〜 ]小説家・児童文学作家。東京の生まれ。童話作家として評価された後、詩的でみずみずしい作風の恋愛小説で若い女性の支持を得る。「号泣する準備はできていた」で直木賞受賞。他に「こうばしい...
エードリアン【Edgar Douglas Adrian】
[1889〜1977]英国の生理学者。神経伝導の悉無律(しつむりつ)を研究。神経細胞の機能に関する発見により、1932年、シェリントンとともにノーベル生理学医学賞受賞。
エールリヒ【Paul Ehrlich】
[1854〜1915]ドイツの実験医学者。近代免疫学・化学療法の基礎を確立。秦佐八郎との共同研究により、梅毒に効くサルバルサンを発見。1908年にメチニコフとともにノーベル生理学医学賞受賞。著「...