たい‐とく【戴徳】
中国、前漢の学者。梁(りょう)(河南省)の人。字(あざな)は延君。甥(おい)の戴聖(たいせい)を小戴とよぶのに対し、大戴とよぶ。戴聖とともに「礼」を后蒼(こうそう)に学び、「大戴礼(だいたいれい...
たいぶ‐てい【太武帝】
[408〜452]中国、北魏第3代の皇帝。在位423〜452。宰相の崔浩(さいこう)の補佐を得て、南朝と修交に努め、華北統一を完成。
たいや‐ていりゅう【鯛屋貞柳】
[1654〜1734]江戸中期の狂歌師。大坂の人。鯛屋という屋号の菓子商の出身。本名、永田良因、のち言因。通称、善八。別号、油煙斎など。紀海音の兄。上方狂歌壇の第一人者。著「置みやげ」など。
たいよう‐おう【太陽王】
フランス国王ルイ14世の異称。
たいら‐の‐あつもり【平敦盛】
[1169〜1184]平安末期の武将。一ノ谷の戦いで熊谷直実(くまがいなおざね)に討たれた。従五位下だったが官職がなかったため、無官の大夫とも。
たいら‐の‐かげきよ【平景清】
[?〜1196]平安末期の武将。伊勢の人。源義仲と戦い、のち、頼朝に降伏。断食して死んだという。伯父大日坊を殺したので悪七兵衛(あくしちびょうえ)とよばれ、勇名は謡曲・浄瑠璃などの素材となった。
たいら‐の‐かねもり【平兼盛】
[?〜990]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。光孝天皇の玄孫。従五位上駿河守。家集に「兼盛集」がある。
たいら‐の‐きよもり【平清盛】
[1118〜1181]平安末期の武将。忠盛の長子。通称、平相国・入道相国。法号、浄海。保元の乱・平治の乱で躍進し、源氏の勢力を抑えて従一位太政大臣となった。対宋貿易を振興し、六波羅政権を樹立。...
たいら‐の‐くにか【平国香】
[?〜935]平安中期の武将。高望(たかもち)の子。初名、良望。常陸大掾(ひたちだいじょう)として関東に威を振るったが、甥(おい)の将門(まさかど)に殺された。
たいら‐の‐これひら【平維衡】
平安中期の武将。貞盛の子。伊勢平氏の祖。武勇にすぐれ、源頼信・平致頼(むねより)・藤原保昌とともに四天王と称された。常陸介(ひたちのすけ)・佐渡守などを歴任、のち伊勢守となった。生没年未詳。