だん‐いくま【団伊玖磨】
[1924〜2001]作曲家・指揮者・随筆家。東京の生まれ。東京音楽学校卒。芸術院会員。団琢磨の孫。山田耕筰、諸井三郎らに師事。昭和28年(1953)、芥川也寸志、黛敏郎と「三人の会」を結成。創...
だん‐ぎょくさい【段玉裁】
[1735〜1815]中国、清の考証学者。金壇(江蘇省)の人。字(あざな)は若膺(じゃくよう)。号、懋堂(もどう)。戴震(たいしん)に師事、文字訓詁の学に長じ、「説文解字注」「六書音韵(りくしょ...
だん‐せいしき【段成式】
[?〜863]中国、晩唐期の文人。臨淄(りんし)(山東省)の人。字(あざな)は柯古。詩人としてよりも、古今の多くの異聞を記した「酉陽(ゆうよう)雑俎」20巻の著者として知られる。
ちぎ【智顗】
[538〜597]中国、隋の僧。天台宗の第三祖であるが、実質的には開祖。華容(湖南省)の人。姓は陳。字(あざな)は徳安。初め慧思(えし)に師事。天台山にこもって、法華経の精神と竜樹の教学を中国独...
ちぎょく【智旭】
[1599〜1655]中国、明末の天台宗の僧。蘇州(江蘇省)の人。字(あざな)は藕益(ぐうやく)。号、八不道人。儒学を学び、のち仏教の天台・唯識などの諸学に精進、諸宗を体系づけようとし、またキリ...
チャオ‐ズーヤン【趙紫陽】
⇒ちょうしよう(趙紫陽)
ちゅうきゅう【仲弓】
冉雍(ぜんよう)の字(あざな)。
ちょうねん【奝然】
[?〜1016]平安中期の三論宗の僧。京都の人。永観元年(983)入宋、大蔵経や三国伝来といわれる釈迦(しゃか)像を持ち帰った。帰国後、嵯峨に清涼寺を建てようとして果たせず、弟子が建立。
ちょ‐すいりょう【褚遂良】
[596〜658]中国、唐初の書家・政治家。銭塘(せんとう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は登善。楷書・隷書にすぐれ、欧陽詢(おうようじゅん)・虞世南(ぐせいなん)とともに初唐三大家の...
つのだ‐きくお【角田喜久雄】
[1906〜1994]小説家。神奈川の生まれ。伝奇小説「妖棋伝(ようきでん)」などで注目を集めるが、戦後は本格推理小説を手がける。「笛吹けば人が死ぬ」で日本探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会...