しげかね‐よしこ【重兼芳子】
[1927〜1993]小説家。北海道の生まれ。「やまあいの煙」で芥川賞受賞。病気と闘いながら、生と死、老い、病をテーマに多くの著作を残す。他に「夫と妻の老い支度」「さよならを言うまえに」など。
しんば‐えいじ【榛葉英治】
[1912〜1999]小説家。静岡の生まれ。第二次大戦後の混乱した満州を描いた「赤い雪」で直木賞受賞。多彩なテーマの大衆小説を執筆した。他に「渦」「大隈重信」など。
しんばし‐ゆうきち【新橋遊吉】
[1933〜2018]小説家。大阪の生まれ。本名、馬庭胖(まにわゆたか)。競馬をテーマにした大衆小説を執筆。新しいギャンブル小説で人気を得る。「八百長」で直木賞受賞。他に「競馬天使」「競馬放浪記...
シーモノフ【Konstantin Mikhaylovich Simonov】
[1915〜1979]ソ連の小説家・劇作家・詩人。常に時代に即した国際的なテーマを取り上げた。小説「夜となく昼となく」、戯曲「ロシアの人々」など。
スタイケン【Edward Jean Steichen】
[1879〜1973]米国の写真家。ルクセンブルク生まれ。印象派的写真から出発し、第二次大戦後はファッション写真を多く手がけた。ニューヨーク近代美術館の写真部長となり、ヒューマニズムをテーマとし...
その‐あやこ【曽野綾子】
[1931〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、三浦知寿子(ちずこ)。夫は作家三浦朱門(しゅもん)。各国を取材し、戦争・社会・宗教など幅広いテーマで執筆。作品に「遠来の客たち」「神の汚れた手」「天上...
ただ‐とみお【多田富雄】
[1934〜2010]免疫学者。茨城の生まれ。昭和46年(1971)サプレッサーT細胞の発見で注目される。免疫学と分子生物学の分野で活躍するほか、執筆活動や、医療や科学をテーマにした能楽の創作な...
ディック【Philip Kindred Dick】
[1928〜1982]米国のSF作家。現実世界と幻想世界、本物と偽物の対比をテーマにした作品が多い。作「火星のタイム・スリップ」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「バリス」など。フィリップ=...
とみた‐いさお【富田勲】
[1932〜2016]作曲家。編曲家。東京の生まれ。「新日本紀行」などテレビ番組のテーマ曲や、アニメーション・映画音楽を多数手がけた。昭和49年(1974)には、クラシック音楽をシンセサイザーで...
トリュフォー【François Truffaut】
[1932〜1984]フランスの映画監督。長編第1作「大人は判ってくれない」でヌーベルバーグの代表者の一人となる。多彩な作風で愛のテーマを追求。他に「突然炎のごとく」「恋のエチュード」など。