おう‐き【王翬】
[1632〜1717]中国、清初の画家。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は石谷。号は清暉主人・耕煙外史・烏目(うもく)山人など。人物・山水画にすぐれ、南宗画(なんしゅうが)と北宗画を集大成し、画...
おう‐げんき【王原祁】
[1642〜1715]中国、清初の画家。太倉(江蘇省)の人。字(あざな)は茂京(もきょう)、号は麓台。祖父の王時敏に画を学ぶ。宮廷画家として正統南宗画(なんしゅうが)の伝統を守る。四王呉惲(ごう...
おう‐さん【王粲】
[177〜217]中国、後漢から魏(ぎ)にかけての文人。高平(山東省)の人。字(あざな)は仲宣。博覧多識で知られる。詩賦に長じ、建安七子の一人。「従軍詩」「七哀詩」「登楼賦」など。
おう‐しょうれい【王昌齢】
[698〜757]中国、盛唐の詩人。京兆(陝西(せんせい)省)の人。字(あざな)は少伯。五言絶句にすぐれ、雄渾(ゆうこん)な詩風は生前から高く評価された。辺塞(へんさい)詩人の一人。
おう‐じびん【王時敏】
[1592〜1680]中国、明末・清初の画家。太倉(江蘇省)の人。字(あざな)は遜之(そんし)。号は烟客(えんかく)・西廬(せいろ)老人。董其昌(とうきしょう)に師事し、正統南宗画(なんしゅうが...
おう‐じゅう【王戎】
[234〜305]中国、晋代の隠士。琅邪臨沂(ろうやりんき)(山東省)の人。字(あざな)は濬沖(しゅんちゅう)。竹林の七賢の一人。
おうじん‐てんのう【応神天皇】
記紀で、第15代の天皇。仲哀天皇の第4皇子。名は誉田別(ほんたわけ)。母は神功皇后とされる。この時期に大和朝廷の勢力が内外に飛躍的に発展したとされ、「宋書」の倭の五王の一人、讃をこの天皇とする説...
おう‐せいてい【王世貞】
[1526〜1590]中国、明代の政治家・文人。太倉(江蘇省)の人。字(あざな)は元美。号は鳳州・弇州(えんしゅう)山人。李攀竜(りはんりょう)らとともに後七子(ごしちし)の一人。盛唐の詩、秦漢...
おう‐もう【王蒙】
[1308ころ〜1385]中国、元末・明初の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は叔明(しゅくめい)。号は香光居士・黄鶴山樵(こうかくさんしょう)。董源(とうげん)・巨然(きょねん...
おうよう‐しゅう【欧陽脩】
[1007〜1072]中国、北宋の文学者・政治家。廬陵(ろりょう)(江西省)の人。字(あざな)は永叔。号は酔翁・六一居士。仁宗・英宗・神宗に仕えたが、王安石の新法に反対して引退。北宋随一の名文家...