ヘッベル【Christian Friedrich Hebbel】
[1813〜1863]ドイツの劇作家。ドイツ写実主義演劇の先駆となった。作「ユーディット」「マリア=マグダレーナ」「ギューゲスとその指輪」「ニーベルンゲン」。
ベッカリーア【Cesare Bonesana Beccaria】
[1738〜1794]イタリアの法学者。啓蒙思想の影響を受けて、罪刑法定主義・死刑廃止・拷問禁止などを主張。近代刑法学の先駆者とされる。著「犯罪と刑罰」。
ベラスケス【Diego Rodríguez de Silva y Velázquez】
[1599〜1660]スペインの画家。近代絵画の先駆をなす主知的な色彩法と深い人間観察により、肖像画を多く残した。作「女官たち」など。
ベルヌ【Jules Verne】
[1828〜1905]フランスの小説家。近代空想科学小説の先駆者とされる。作「月世界旅行」「海底二万里」「八十日間世界一周」など。
ベルリオーズ【Louis Hector Berlioz】
[1803〜1869]フランスの作曲家。標題音楽の先駆者で、ロマン主義運動を推進した。作品に「幻想交響曲」「ロメオとジュリエット」「ファウストの劫罰(ごうばつ)」など。
ペルゴレージ【Giovanni Battista Pergolesi】
[1710〜1736]イタリアの作曲家。代表作の幕間劇「奥様になった女中」はオペラブッファの先駆とされる。
ペーター【Walter Horatio Pater】
[1839〜1894]英国の批評家・小説家。唯美主義の立場に立つ評論「ルネサンス」などにより、近代印象批評の先駆者とされる。小説「エピキュリアン‐マリウス」など。
ほう‐こうじゅ【方孝孺】
[1357〜1402]中国、明初の朱子学者。寧海(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は希直・希古。号、遜志(そんし)。正学(せいかく)先生と称された。恵帝に仕え、王道政治を説き、燕(えん)王...
ホドラー【Ferdinand Hodler】
[1853〜1918]スイスの画家。輪郭線を強調した平面的構図で観念的、象徴的な世界を描き、表現主義の先駆者とされる。
まつお‐ばしょう【松尾芭蕉】
[1644〜1694]江戸前期の俳人。伊賀の人。名は宗房。芭蕉は俳号。別号、桃青(とうせい)・風羅坊など。藤堂良忠(俳号、蝉吟(せんぎん))に仕えて俳諧を学び、京都で北村季吟に師事。のち、江戸に...