おおたに‐くぶつ【大谷句仏】
[1875〜1943]俳人。真宗大谷派の第23世法主(ほっす)。京都の生まれ。名は光演。俳誌「懸葵(かけあおい)」の中心的メンバー。句集に「夢の跡」「我は我」など。
おかざき‐まさむね【岡崎正宗】
鎌倉末期の刀工。相模の人。五郎入道正宗と称する。新藤五国光に師事。相州物の大成者で、沸(にえ)の美の表現にすぐれた。無比の名匠といわれるが有銘の作は少なく、名物「庖丁(ほうちょう)正宗」「日向(...
こうみょう‐こうごう【光明皇后】
[701〜760]聖武天皇の皇后。名は安宿媛(あすかべひめ)、また光明子とも。父は藤原不比等(ふじわらのふひと)、母は橘三千代(たちばなのみちよ)。孝謙天皇の母。臣下の娘で皇后になった最初の例。...
こうみょう‐てんのう【光明天皇】
[1322〜1380]北朝第2代天皇。在位、1336〜1348。後伏見天皇の皇子。名は豊仁(ゆたひと)。足利尊氏(あしかがたかうじ)が幕府創立とともに擁立。崇光天皇に譲位後は院政を行った。
しょうむ‐てんのう【聖武天皇】
[701〜756]第45代天皇。在位724〜749。文武天皇の第1皇子。名は首(おびと)。藤原不比等(ふじわらのふひと)の娘光明子を皇后とした。仏教を保護し、東大寺のほかに、諸国に国分寺・国分尼...
しんだい【真諦】
《(梵)Paramārtha》[499〜569]インドの僧。梵語(ぼんご)経典を持って中国に渡り、梁(りょう)末の戦乱で各地を転々とした。その間、金光明経・摂大乗論・中辺分別論・大乗起信論など多...
しんら‐さぶろう【新羅三郎】
源義光(みなもとのよしみつ)の通称。
すうげん‐いん【崇源院】
[1573〜1626]徳川秀忠の妻。名は江(ごう)。父は浅井長政。母は織田信長の妹小谷(おだに)の方。姉は淀君。浅井氏滅亡後、柴田勝家に嫁いだ母とともに越前に移り、柴田氏滅亡後は豊臣秀吉の保護を...
スーラ【Georges Pierre Seurat】
[1859〜1891]フランスの画家。色彩理論・光学理論を研究して点描法による新印象主義を創始。
たむら‐りゅういち【田村隆一】
[1923〜1998]詩人。東京の生まれ。第二次大戦後、鮎川信夫らと「荒地」を創刊。戦後詩の旗手として活躍。「言葉のない世界」で高村光太郎賞、「詩集1946〜1976」で無限賞、「奴隷の歓び」で...