ゲイ‐リュサック【Joseph Louis Gay-Lussac】
[1778〜1850]フランスの物理学者・化学者。「気体熱膨張に関する法則」「気体容積に関する法則」を確立。硫酸製法の改良でゲイ=リュサックの塔とよばれる装置を考案。また沃素(ようそ)・シアンの...
スカロン【Paul Scarron】
[1610〜1660]フランスの詩人・小説家・劇作家。すべてを滑稽化するビュルレスク(道化調)を創出した。小説「滑稽物語」、詩「戯作ウェルギリウス」、戯曲「ジョドレ」など。
たわら‐くにいち【俵国一】
[1872〜1958]金属学者。島根の生まれ。ドイツに留学後、日本の金属組織学を確立。また、砂鉄精練法などの技術史的研究でも活躍。文化勲章受章。
タンギー【Yves Tanguy】
[1900〜1955]フランス生まれの画家。のち米国に帰化。茫洋(ぼうよう)とした無限空間に有機的形態の奇妙な物質を配した、非現実的な独自の画風で、シュールレアリスムの代表的画家の一人となった。
たんげ‐けんぞう【丹下健三】
[1913〜2005]建築家。大阪の生まれ。第二次大戦後の日本建築界の代表者の一人。広島平和記念資料館・国立代々木競技場体育館・東京都庁舎などを設計。文化勲章受章。
ダム【Carl Peter Henrik Dam】
[1895〜1976]デンマークの生化学者。ビタミンKを発見し、その性質や生理作用を研究・解明。1943年、ノーベル生理学医学賞受賞。
だん‐いくま【団伊玖磨】
[1924〜2001]作曲家・指揮者・随筆家。東京の生まれ。東京音楽学校卒。芸術院会員。団琢磨の孫。山田耕筰、諸井三郎らに師事。昭和28年(1953)、芥川也寸志、黛敏郎と「三人の会」を結成。創...
チェンバレン【Basil Hall Chamberlain】
[1850〜1935]英国の日本学者。号は王堂。明治6年(1873)来日。東京大学で博言学を講じ、日本語・日本文化を研究した。同44年離日。著「英訳古事記」「日本近世文語文典」「日本口語文典」な...
チェーホフ【Anton Pavlovich Chekhov】
[1860〜1904]ロシアの小説家・劇作家。さりげない出来事のうちに、日常性のなかで俗物化していく人間への批判と人生の意味への問いかけをこめ、風刺とユーモアに富む文体で描いた。小説「退屈な話」...
チュルゴー【Anne Robert Jacques Turgot】
[1727〜1781]フランスの政治家・経済学者。ルイ16世時代の財政総監。穀物取引の自由化、ギルド廃止など自由主義的改革に努力したが、反対派の抵抗により罷免された。テュルゴー。