かんろく【観勒】
7世紀の百済(くだら)の僧。602年に来日し、暦法・天文地理・方術の書を伝えた。日本最初の僧正に任ぜられたという。生没年未詳。
キーファー【Anselm Kiefer】
[1945〜 ]ドイツの画家。ドイツの歴史、ナチズムなどを主題に、下地に藁(わら)や衣服を貼った巨大な絵画やオブジェなど、現代社会への批判・告発を表現した作品で知られる。
しのやま‐きしん【篠山紀信】
[1940〜2024]写真家。東京の生まれ。本名、紀信(みちのぶ)。小説家や俳優など著名人の肖像写真を数多く手がけ、人気写真家として活躍。日本のさまざまな家を撮影した写真集「家」や、東日本大震災...
とう‐しゅ【陶朱】
范蠡(はんれい)の通称。官を退いてのち山東の陶の地に住み、朱公と称したのでいう。
ドーデ【Daudet】
(Alphonse 〜)[1840〜1897]フランスの小説家。故郷プロバンス地方の風物を叙情性豊かに描いた。短編集「風車小屋便り」「月曜物語」「タルタラン」、戯曲「アルルの女」など。 (L...
ゆうき‐まごさぶろう【結城孫三郎】
糸操りの人形遣い。 (初世)江戸前期の人形芝居の座元。江戸葺屋(ふきや)町に結城座を開いたとされる。生没年未詳。 (9世)[1869〜1947]東京の生まれ。糸操り人形芝居の手操りを改革、芸...
ゆめの‐きゅうさく【夢野久作】
[1889〜1936]小説家。福岡の生まれ。本名、杉山泰道。怪奇・幻想の世界を描いた。作「瓶詰地獄」「ドグラ‐マグラ」など。
よう‐えん【楊炎】
[727〜781]中国、唐の政治家。鳳翔(陝西(せんせい)省)の人。字(あざな)は公南。徳宗に召されて宰相となり、780年、戸税・地税からなる両税法を施行、安史の乱後の国家財政を立て直したが、の...
よう‐だい【煬帝】
[569〜618]中国、隋の第2代皇帝。在位604〜618。姓は楊、名は広。文帝(楊堅)の第2子。煬は悪逆な皇帝を示す諡(おくりな)。兄を失脚させ、父を殺して即位。東都や大運河建設などの大土木工...
よう‐ゆう【揚雄】
[前53〜後18]中国、前漢の文人・思想家。成都(四川省)の人。字(あざな)は子雲。哲学的著作として「易経」に擬した「太玄経(たいげんきょう)」、「論語」を模した「揚子法言」がある。一方、辞賦を...