なす‐まさもと【那須正幹】
[1942〜2021]児童文学作家。広島の生まれ。昭和47年(1972)「首なし地ぞうの宝」でデビュー。昭和53年(1978)刊の「それいけズッコケ三人組」に始まる「ズッコケ三人組」シリーズは、...
なみき‐そうすけ【並木宗輔】
[1695〜1751]江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。別名、宗助・千柳。西沢一風の弟子。僧であったが、還俗して豊竹座および竹本座で立作者として執筆。竹田出雲・三好松洛との合作が多く、浄瑠璃全盛期...
にしき‐まさあき【西木正明】
[1940〜2023]小説家。秋田の生まれ。本名、鈴木正昭(まさあき)。自ら現地に赴いて綿密に取材したドキュメンタリー作品を多く手がける。「凍(しば)れる瞳」「端島の女」で直木賞受賞。他に「オホ...
にちろう【日朗】
[1243〜1320]鎌倉時代の日蓮宗の僧。下総(しもうさ)の人。六老僧の一人。号、筑後房。通称、大国阿闍梨(あじゃり)。早くから日蓮に随侍し、のち鎌倉妙本寺・武蔵池上本門寺の主。多くの門弟を育てた。
にながわ‐ゆきお【蜷川幸雄】
[1935〜2016]演出家。埼玉の生まれ。劇団青俳に俳優として参加した後、昭和44年(1969)に清水邦夫作「真情あふるる軽薄さ」で演出家としてデビュー。昭和49年(1974)公演の「ロミオと...
ニーマイヤー【Oscar Niemeyer】
[1907〜2012]ブラジルの建築家。ルチオ=コスタに師事。1939年、ニューヨーク万博のブラジル館をコスタと共同で設計。1947年にはル=コルビュジェらとともに、国連本部ビルの設計に参加した...
ねずみ‐こぞう【鼠小僧】
[1795〜1832]江戸後期の盗賊。名は次郎吉。動作が敏捷なのでこの名で呼ばれた。大名屋敷だけに忍び入ったといい、獄門に処せられた。小説・講談・戯曲などに多くとりあげられる。
ねづ‐かいちろう【根津嘉一郎】
[1860〜1940]実業家。山梨の生まれ。東武鉄道をはじめ多くの事業を発展させたほか、文化事業にも関心をいだき、武蔵高等学校(武蔵大学の前身)を創立。没後、収集品の寄付によって東京青山に根津美...
のぐち‐よねじろう【野口米次郎】
[1875〜1947]詩人。愛知の生まれ。米英に滞在中、英文詩集を刊行し、ヨネ=ノグチの名で知られる。帰国後、伝統芸術に心酔し、多くの評論を書いた。詩集「二重国籍者の詩」「林檎一つ落つ」など。
ノルデ【Emil Nolde】
[1867〜1956]ドイツの画家・版画家。強烈な色彩と大胆なデフォルマシオンで、独自の表現主義を推進。宗教的題材を多く描いた。