まつだいら‐よしなが【松平慶永】
[1828〜1890]幕末の大名。越前福井藩主。号、春岳。日米修好通商条約の締結では勅許を得ることを主張、将軍継嗣問題では一橋慶喜を推したため大老井伊直弼と対立、隠居・謹慎を命ぜられた。井伊暗殺...
まなべ‐あきかつ【間部詮勝】
[1802〜1884]江戸後期の大名。越前鯖江(さばえ)藩主。大老井伊直弼(なおすけ)に起用され、老中となり、日米修好通商条約の締結、将軍継嗣問題に当たった。のち井伊と対立して罷免された。
マハティール【Mahathir bin Mohamad】
[1925〜 ]マレーシアの政治家。医師から国会議員に転身し、1981年に第4代首相に就任。ルックイースト政策やブミプトラ政策を推し進めて同国の発展に尽力し、長期政権を維持した。2003年に退任...
マリウス【Gaius Marius】
[前157ころ〜前86]古代ローマの軍人・政治家。騎士身分から執政官となり、私兵をもってユグルタ戦争を平定。民衆派の首領として、閥族派のスラと対立した。
マルサス【Thomas Robert Malthus】
[1766〜1834]英国の経済学者。「人口論」を発表。古典学派に属するが、地代論・恐慌論などの理論や政策ではリカードらと対立した。著「経済学原理」など。
マルトフ【L. Martov】
[1873〜1923]ロシアの革命家。本名、ユーリー=オシポビチ=ツェデルバウム(Yuliy Osipovich Tsederbaum)。レーニンとともにロシア社会民主労働党の設立に活躍。のち、...
マン【Mann】
(Heinrich 〜)[1871〜1950]ドイツの小説家・批評家。の兄。ナチス時代、フランス・米国亡命、反ファシズム闘争を展開した。作「ウンラート教授」「アンリ四世」など。 (Thom...
みうら‐やすむら【三浦泰村】
[?〜1247]鎌倉中期の武将。義村の子。通称、駿河次郎。鎌倉幕府評定衆。執権北条時頼とその外祖父安達景盛と対立し、鎌倉の法華堂に立てこもって戦ったが敗死。→宝治合戦
みなもと‐の‐としより【源俊頼】
[1055〜1129]平安後期の歌人。経信の子。俊恵(しゅんえ)の父。自由清新な和歌によって高く評価され、保守派の藤原基俊と対立した。金葉集を撰進。家集「散木奇歌集」、歌学書「俊頼髄脳」。
みなもと‐の‐よしなか【源義仲】
[1154〜1184]平安末期の武将。為義の孫。幼名、駒王丸。木曽山中で育ち、木曽冠者と称される。以仁王(もちひとおう)の平氏討伐の令旨を受けて、頼朝・行家に呼応して挙兵。平維盛を倶利伽羅峠で破...