ハンニバル【Hannibal】
[前247〜前183]カルタゴの将軍。第二次ポエニ戦争でローマ軍に大勝したが、のちにローマの武将スキピオに敗れた。内政改革も反対にあって成功せず、小アジアに亡命して自殺。
ひき‐よしかず【比企能員】
[?〜1203]鎌倉初期の武将。通称、藤四郎。武蔵国比企郡の豪族で、源頼朝の乳母比企禅尼の養子となる。娘若狭局が2代将軍頼家の子一幡(いちまん)を産み、外戚として権勢を振るった。頼家とともに北条...
ひさあき‐しんのう【久明親王】
[1276〜1328]鎌倉幕府第8代将軍。在職1289〜1308。後深草天皇の子。将軍退任後は京に送還された。名は「ひさあきら」とも。
ひの‐とみこ【日野富子】
[1440〜1496]室町幕府8代将軍足利義政の妻。実子義尚(よしひさ)の将軍就任を企て義政の弟義視(よしみ)と対立し、応仁の乱の端緒をつくった。京都諸口の関所の設置、そのほか幕政に深く関与した。
ひらが‐ともまさ【平賀朝雅】
[?〜1205]鎌倉前期の武将。信濃の人。北条時政の後妻牧の方の女婿。比企能員(ひきよしかず)追討などで功績があった。のち、牧の方と謀って将軍になろうと企てて討たれた。
ファビウス【Quintus Fabius Maximus Verrucosus】
[?〜前203]古代ローマの将軍・執政官。第二次ポエニ戦争でハンニバルの率いるカルタゴ軍を破った。フェビアン協会の名前の由来となった。
ふじわら‐の‐ただふみ【藤原忠文】
[873〜947]平安中期の公卿。民部卿。平将門の乱では征東大将軍、藤原純友の乱では征西大将軍に任ぜられたが、その功に恩賞が与えられなかったのは藤原実頼の反対のためと恨み、死後も実頼の子女に祟(...
ふじわら‐の‐ひでひら【藤原秀衡】
[?〜1187]平安後期の陸奥(むつ)の豪族。基衡の子。鎮守府将軍。平家滅亡後は、源義経をかくまって頼朝に対抗。奥州藤原氏3代の栄華の頂点をつくった。
ふるた‐おりべ【古田織部】
[1544〜1615]安土桃山時代の武将・茶人。美濃の人。名は重然(しげなり)。千利休に茶の湯を学び、徳川第2代将軍秀忠をはじめ諸大名にも伝授。大坂夏の陣のとき、豊臣家への内通を疑われて自刃。→...
プリニウス【Plinius】
(Gaius 〜 Secundus)[23〜79]古代ローマの将軍・博物学者。古代の科学知識の集大成ともいうべき「博物誌」の著作で有名。ベズビオ火山の大爆発の際、現地調査中に遭難死。大プリニウ...